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ぐんま認定介護福祉士の資格を得て、今までのあいまいな知識が透明化し、介護職として以前よりも自信を持ち仕事が出来るようになりました。高校生から福祉科で勉強をしてきましたが、今まで不安なことも多くありました。ぐんま認定介護福祉士の受講により、自分の考えを改めて見直したり、考えなおしたりする機会となり、レポート課題でそれを文章化することにより、自分の介護への気持ちをより明確に出来たと思います。
受講中は他施設の方々と意見交換ができ、自施設以外の方と交流したりする事がほとんどなかった私にとって、とても良い刺激をもらうことが出来たと思います。施設実習に行かせて頂いた際も、他施設のケアを見せてもらい、とても勉強になりました。また、自施設の良い所・直したい所に気付く事ができ、大変有意義なものとなりました。
国に先駆けて行われている制度とのことで、とても素晴らしい事だと思いました。より多くの方に資格を取得してもらい、介護の基礎の定着、ケアのレベルアップに繋がっていってほしいと思います。
月日の流れは早く、ぐんま認定介護福祉士養成研修終了から間もなく1年を迎えます。以前より、介護福祉士の専門性については様々な研修等で学び、自分自身で理解をしていたつもりですが、実際の業務や現場では、模索しながら支援させて頂く日々を送っていました。そんな中受講した養成研修を振り返ってみますと、1年を通じて様々な視点からの講義や演習の内容は興味深く、刺激の多いものでした。
特に同じ悩みや志を持った仲間と知り合えたことは自分自身にとって一番の力となりました。
未だにマスコミに取り上げられるものには、介護業界のマイナスイメージのニュースが多いです。今後、私たちぐんま認定介護福祉士には、より多くの方に介護福祉士の魅力や専門性を発信し、福祉人材を育成していくことが求められます。数年後に迫る2025年問題に、より多くの同志と一緒に質の高いケアで対応できるように、「ぐんま認定介護福祉士」が増えることを心より期待しています。
国でも介護離職ゼロの目標に向け、介護職員確保と処遇改善のための報酬引き上げ等を打ち出したことは喜ばしく将来に向け、明るい展望を感じます。
介護保険の創設に携わった私として、草創期の制度に真正面から取り組まれ、御苦労されている介護職員の皆さんには強い想い入れがあります。
介護福祉士には「尊厳の保持」と「自立支援」「各事業者・職種間の連携」や「専門的知識や技術の向上」など介護専門職の確立に向けて多くの責務が課せられてきました。
我が職場での「認定介護福祉士」修了者はモチベーションが高く、その知識や技術も豊富で、自信を持って熱く取り組んでおり、輝いております。
多くの修了者の声として評価や役職への登用、給与アップ等には未だ明確では無いが、各事業所とも「キャリアアップ指針」等の中でしっかり位置づけが見え始めています。
「介護は人材なり」のとおり人的サービスであり、意欲のあふれる研修修了者が連携して切磋琢磨し、5K等のネガティブな面を克服し、業務をとおして得られる感動、共感等ポジティブな面を積極的に発信し、一層のレベルアップと存在感の向上にむけて突き進んでいただきたい。