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「ぐんま認定介護福祉士」26年度認定者(7期生)手記と施設長からの寄稿

更新日:2017年3月17日 印刷ページ表示

「ぐんま認定介護福祉士の受講から1年経って」-認定者2名の手記-

社会福祉法人三友会 特別養護老人ホーム愛老園 分須 孝輔 さん

認定者分須孝輔さんの写真

 ぐんま認定介護福祉士を受講した半年間は私にとって刺激的な日々でした。日頃は他施設で働き、この研修がなければ出会うことのなかった仲間たちとの交流は自施設内だけでは感じることのできなかった学びがたくさんありました。同じような立場で働く人も多く、同じような悩みをもっている者同士わかりあえるということを私は嬉しく思っていました。それと同時に自分はまだまだ未熟だということにも気付くことができ、さらなる向上への意欲を持つことができました。

 私達第7期生を含めこれまでに503名のぐんま認定介護福祉士が誕生しています。これからも認定者が増え続け各施設で認定者同士が共に働くような環境が整っていけばケアの質の向上に繋がり、介護職員の意欲の向上と職場定着となっていくのではないかと思います。ぐんま認定介護福祉士としてリーダーシップを発揮し、学んだことを自施設に還元していくことで認定者としての責務を果たしていきたいと思っています。

社会福祉法人ふたば会 ふたばデイサービスセンター 木暮 恵 さん

認定者木暮恵さんの写真

 先日ある講習会で、認知症施策の新オレンジプランが引用されました。「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で、自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」という考え方です。1年以上前、ぐんま認定介護福祉士になるために勉強していた私たちに、講師の先生から「皆さんも、認知症の方にとっての環境です。良い環境になってください。」と言われた記憶が鮮やかによみがえりました。私たちは、介護の社会資源であり、利用者にとっての環境です。もしかしたら、自己卑下に聞こえるかもしれませんが、今、私は誇りを持って言っています。ぐんま認定をきっかけに、私たちの中の若いグループは、SNSで情報交換をしたり、勉強会を開いたりしているそうです。介護の仕事は体力が必要だし、給料だって高くない。仕事にどんな価値があるのか学び続けること、またそれを共有できる仲間がいることは、やりがいにつながっていると思います。

施設長からの寄稿-「ぐんま認定介護福祉士に期待します」-

医療法人社団三思会 シニアグランドホームブルーメンハイムトーホー 施設長 中澤 康子 さん

中澤施設長さんの写真

 国に先駆けて始まったぐんま認定介護福祉士は素晴らしい制度です。当施設でも毎年応募し、現在7人目が受講中です。長時間の座学及び実習を終え、認定証を手にした人達は皆、一回り大きくなり、自信にも繋がったようで後輩たちの良きリーダーとなり頑張って、います。他施設での実習で得たものも多く、気づきが増えました。ぐんま認定介護福祉士を取得した皆様が、より活躍できる為にも認定証にもっと重みを持たせても良いかと思います。これから始まる超高齢社会に於いてのリーダー育成としても制度を続けて欲しいです。今後も新たな受講者を継続し、職員の資質向上に繋がることを期待します。

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