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私は、生活支援を支えるのに必要なのは技術だけでは成り立たず、知識を身に付ける事が必要であると実感したことがあります。
「ぐんま認定介護福祉士」研修で専門職としての介護知識をはじめ、チームアプローチ、人材育成、リーダーとしての役割認識等、知識をしっかりと身に付ける事が出来たことに感謝しています。
施設で取り組んでいる「在宅復帰支援」に介護福祉士としての立場から、いろいろな視点で支援を支えられるようになり、研修で学んだ事を実践で活用できています。
「日常生活の支援」を多職種と関わる中で微弱ではありますが、リーダーとしてチームをまとめられるようになってきました。
ぐんま認定介護福祉士として、専門職としての自覚と自信を持ち、施設が目指す目標に向かってチーム全体で取り組む事ができるように働きかけを行う事が、今の私の役割であると思っています。
ぐんま認定介護福祉士の研修は、県内の施設の人達と情報交換し、数多くの問題の共有ができ、とても有意義でした。また普段なかなか行く機会のない他の施設への実習や介護現場の課題や研究なども行いました。介護福祉士に求められる専門性はとても幅広く、介護の質の向上又、長年の勘や経験で行うのではなく根拠に基づいた介護を実践して行くことが重要だと学びました。
ぐんま認定介護福祉士の受講から、あっという間の1年が経ちました。職場に戻り自信を持って、「学んだことを活かしています。」と言えると良いのですが、まだ自信がありません。常に『認知症の人の理解』や、『ICFの視点に基づく介護サービスの提供』で利用者様の出来る部分(プラス面)に視点を持つ事を意識して対応しています。最近の研修会では、新しい情報を職場で伝達をし、学びを継続することで抱えている課題の解決への道が見つかったりしています。そして利用者さんとのコミュニケーションが多くなりました。休日は、一緒に受講した友人の地域の温泉に行きリフレッシュしています。
今後は、ぐんま認定介護福祉士としての責任と自覚を持ち、より一層介護の質の向上に努め頑張って行きたいと思います。
私達の社会に「介護」という言葉は以前からありましたが、主体的に使われ始めた歴史はまだ浅く、高齢化と共に介護職はこの社会の中に欠くことのできない職種となりました。更に介護福祉士という専門職が世に出るようになって、医療福祉の分野では頼もしい柱としての位置づけを確保し、そして介護学として更なる進化を遂げようとしています。県の施策の元に、全国に先駆けて創設された「ぐんま認定介護福祉士」認定制度により、現在すでに423名の方が誕生されたということです。私どもの施設においても、4名のぐんま認定介護福祉士を養成して頂き、施設内で介護の中核として活躍してくれております。今年は更に2名誕生の予定です。新人に対しての技術的また接遇面での育成、施設内研修や地域の要望に応えて講師を務めたりと我が仲間ながら頼もしい限りです。これからもぐんま認定介護福祉士の皆様には、高齢社会を支える大きな柱として、介護を志す後輩の範となって頂きたいと期待致しております。