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実質公債費比率とは、国が定めた地方自治体の財政状況の健全度をみる指標のひとつです。
具体的には、(1)借金の返済にあてたお金、(2)別のお財布で経理をしている企業会計(水道や病院など)が借金を返済するために一般会計が負担したお金、(3)借金ではないが、それと同じように過去に誰かと約束をして、その約束に従って支払ったお金などの合計額が、その年度に県の判断で使い道が決められるお金のうち、どのくらいの割合を占めるのかをみる指標です。
過去3カ年分の計算をして、その平均の値が実質公債費比率となります。低ければ低いほど、借金の返済以外で自由に使えるお金が多いことになります。