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令和2年度財政状況資料集について

更新日:2022年4月15日 印刷ページ表示

 この分析表は、類似団体間で主要財政指標等の比較分析を行い、各団体の財政状況について全国統一基準で解りやすく示すために、総務省が作成した様式により令和2年度普通会計決算に基づいて作成したものです。
 全国の地方公共団体が、各指標の背景、原因、今後の行財政改革の取組みなどの「分析欄」を記載した上で、公表します。

令和2年度財政状況資料集(Excelファイル:840KB)
※他団体の「財政状況資料集」は、「財政状況資料集」(総務省)<外部リンク>でご覧いただけます。

グループ設定

  • 比較分析の対象となる類似団体は、「都道府県財政指数表」によるグループ設定を基に次の5グループ、東京都に分けられ、群馬県は「Bグループ」に属しています。
グループ設定一覧表
グループ 財政力指数 都道府県
1.0以上 該当なし
0.5以上1.0未満 愛知県、神奈川県、大阪府、千葉県、埼玉県、静岡県、福岡県、茨城県、兵庫県、栃木県、群馬県、宮城県、広島県、三重県、京都府、滋賀県、岐阜県、福島県、岡山県、長野県、石川県
0.4以上0.5未満 香川県、富山県、新潟県、北海道、山口県、愛媛県、奈良県、熊本県、福井県、山梨県
0.3以上0.4未満 大分県、山形県、沖縄県、岩手県、青森県、宮崎県、佐賀県、鹿児島県、長崎県、和歌山県、徳島県、秋田県
0.3未満 鳥取県、高知県、島根県
  1.15019 東京都

比較分析指標

財政比較分析表では、次の7項目について分析を行っています。ほかにも経常経費や実質収支比率等についても分析しています。

  • 財政力指数
    「財政力」を示す指標で、地方交付税算定上の基準財政需要額に対する基準財政収入額の割合の過去3年間の平均値です。指数が高いほど財政力が高いといえます。
  • 経常収支比率
    「財政構造の弾力性」を判断するための指標で、地方税や地方交付税など毎年経常的に収入される一般財源のうち、人件費や公債費などの毎年経常的に支出される経費に充当された額の割合です。比率が高いほど財政構造の硬直化が進んでいることを表します。
  • 人口1人当たり人件費・物件費等決算額
    行政運営の基本的なコストである「人件費・物件費等の適正度」を表すものです。県民1人当たりの人件費、物件費及び維持補修費の決算額の合計です。
  • 将来負担比率
    「将来負担の健全度」を表すもので、将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模を基本とした額に対する比率です。将来、財政を圧迫する可能性の度合いを示します。
  • 実質公債費比率
    「公債費負担の健全度」を判断する指標で、普通会計の元利償還金に公営企業会計の企業債償還金のうち普通会計が負担すべきものなどを加えたものを標準財政規模で割った比率です。一定の率を超えると、県債の発行が制限されることになります。
  • 人口10万人当たり職員数
    「定員管理の適正度」を表すもので、県民10万人当たりの職員数です。
  • ラスパイレス指数
    「給与水準の適正度」を国家公務員の給与水準との比較により表す指数で、国家公務員を100とした場合の地方公務員の給与水準を示すものです。

Bグループの各府県との比較

Bグループ各府県との比較一覧表
区分 財政力指数 経常収支比率(%) 1人当たり人件費・物件費等決算額(円) 将来負担比率(%) 実質公債費比率(%) 人口10万人当たり職員数(人) ラスパイレス指数(%)
群馬県 0.64 95.6% 117,710円 166.6% 10.0% 1,237.88人 100.2%
愛知県 0.91 100.0% 87,515円 185.6% 13.6% 802.13人 102.1%
神奈川県 0.89 98.4% 62,625円 104.8% 9.8% 576.48人 101.6%
大阪府 0.79 100.8% 83,503円 153.4% 13.7% 824.20人 100.9%
千葉県 0.78 98.2% 88,410円 135.6% 8.6% 868.64人 99.8%
埼玉県 0.77 94.7% 82,906円 181.1% 10.9% 820.70人 101.0%
静岡県 0.73 96.1% 90,194円 248.7% 13.5% 883.40人 102.2%
福岡県 0.66 97.1% 82,760円 262.5% 11.5% 855.81人 100.6%
茨城県 0.66 94.3% 119,892円 196.9% 9.5% 1,125.64人 100.4%
兵庫県 0.65 96.7% 87,560円 337.3% 14.7% 909.11人 99.8%
栃木県 0.65 95.1% 122,171円 109.1% 9.7% 1,189.83人 100.3%
宮城県 0.63 96.3% 106,014円 159.1% 12.0% 998.73人 100.1%
広島県 0.62 93.5% 94,698円 215.7% 13.1% 895.51人 100.8%
三重県 0.61 96.3% 124,292円 187.6% 12.7% 1,282.74人 101.4%
京都府 0.59 94.5% 93,468円 294.0% 15.5% 882.00人 99.5%
滋賀県 0.58 95.2% 128,808円 201.7% 10.5% 1,311.87人 100.7%
岐阜県 0.56 92.4% 130,513円 217.7% 5.9% 1,289.97人 99.6%
福島県 0.54 95.0% 170,006円 119.7% 7.7% 1,453.85人 100.4%
岡山県 0.53 97.2% 114,018円 192.9% 11.3% 1,104.46人 100.5%
長野県 0.53 93.7% 137,516円 173.1% 9.8% 1,311.15人 100.2%
石川県 0.52 94.3% 131,073円 213.9% 12.7% 1,329.79人 99.8%
グループ内平均 0.66 96.8% 94,478円 190.5% 11.5% 918.11人 100.6%
都道府県平均 0.52 94.4% 112,747円 171.3% 10.2% 1,068.39人 99.9%

(注)

  1. 「財政力指数」、「実質公債費比率」は、平成30年度~令和2年度の3年間の平均値です。
  2. 「経常収支比率」は、減収補てん債特例分、臨時財政対策債を経常的一般財源に加えた比率です。
  3. 「1人当たり人件費・物件費等決算額」、「人口10万人当たり職員数」の人口は、令和3年1月1日現在の住民基本台帳人口を使用しています。