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平成19年8月臨時県議会 知事提案説明

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

 本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。

 第113号議案群馬県副知事の定数に関する条例の一部を改正する条例は、副知事の定数を1人から2人に改正しようとするものであります。

 群馬県は優れた条件を備え、もっと羽ばたける潜在能力を持っています。本県のその可能性を最大限に引き出すことが私の役割であり、そのための強力な体制が必要であります。

 群馬県知事として、企業誘致、観光宣伝などを積極的に展開して参りたいと考えており、知事自らがこうした対外的な活動に当たれる体制が必要であります。また、大地震等災害時等の危機管理体制の強化、スピーディーで的確な施策決定ができる体制づくりが重要であります。

 今後、理事制から部制に戻し、各部長に責任を持って各分野を執行してもらう体制とする予定でありますが、縦割りに陥らない行政運営を確保するため、2人の副知事に総合調整機能を担ってもらうこととします。

 地方分権の進展、少子・高齢化などの時代の変化に対応し、暮らしの安心・安全、経済の活力など県民生活の向上を図るため、高度なトップマネージメントが必要であります。副知事を2人体制とし、新しい体制のもとで、新たな県政を展開して参ります。

 第114号議案は、監査委員の選任についてであります。これは、議会の議員のうちから選任する監査委員に、金子一郎氏を選任しようとするものであります。

 以上、議案の大要について御説明申し上げました。

 何とぞ慎重御審議の上、御議決下さいますようお願い申し上げます。

 なお、第114号議案は、事案の性質上、早急に御議決下さいますようお願い申し上げます。