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本県が目標に掲げる「県民の幸福度向上」は、SDGsの理念と一致するものです。県は人口減少・超高齢化など社会的課題の解決と持続可能な地域づくりに向けて、市町村や企業、大学、NPO、県民などと一体となってSDGsを積極的に推進していきます。
来年度の県次期総合計画の策定にあたって、SDGsの理念を反映させるとともに、SDGsの17の目標に各部局の主な事業を位置付けます。
SDGs先進県に向け、来年度の選定を目指して準備を進めています。
SDGsの達成に向けた優れた取り組みを国に提案し、選ばれた都市です。2018年度から公募が始まり、例年30程度、現在60の道県・市町村が選ばれています
SDGs未来都市の中でも先導的な役割を果たしている自治体の事業から、例年10程度が選定されます
市町村や中小企業を対象としたセミナーを開催し、県全体でSDGsの推進に取り組みます。
近年の気候変動の影響によると考えられる気象災害の頻発・激甚化を受け、県はさらなる防災減災・環境対策に取り組むため、2050年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」を発表しました。二酸化炭素などの温室効果ガス排出量実質ゼロを宣言したのは全国で58自治体ありますが、5分野にわたる複合的な宣言は全国初です。
災害に強く、持続可能な社会を構築するとともに、県民の幸福度を向上させるため、各分野において宣言に基づいた実効性のある施策を展開していきます。
県土の強靱(きょうじん)化とともに、県民の防災意識を高め、自然災害による死者をゼロにする
日照時間の長さや豊富な水資源・森林資源など本県の恵まれた再生可能エネルギー資源を最大限に活用して、温室効果ガスの排出実質ゼロにする
エネルギーの自立・分散化(地産地消)により、災害時にも電力供給を継続する。さらに、地域外への富(電気代)の流出をなくし、地域内で資金循環させる
環境中に排出されるプラスチックごみをなくす
「MOTTAINAI」(もったいない)の心で食品ロスをなくす
昨年12月25日、山本知事が小泉環境大臣に「ぐんま5つのゼロ宣言」を表明しました。小泉大臣からも期待の声をいただきました。
「ぐんま5つのゼロ」を宣言した群馬県を指す山本一太知事(左)と小泉進次郎環境大臣
県庁企画課(電話 027-226-2313)