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皆さんは、車でメロディーラインを通ったことはありますか。メロディーラインとは、一定の速度で走ると、走行音がメロディーを奏でるようにした道路のことです。
道路に小さな溝を連続的に作ることで、車の走行音が溝の中で反響して音が出ます。溝の間隔が広かったり車の速度が遅かったりすると低い音、狭かったり速かったりすると高い音が出ます。
メロディーラインには、走行音による居眠り防止や速度を一定に保つことによる速度超過抑制の効果があります。また草津町では「正調草津節」、高崎市では榛名湖近くに「静かな湖畔」、県立ぐんま天文台がある高山村では「星に願いを」、神流町では鯉のぼり祭りにちなんで「こいのぼり」というように、その土地に縁のあるメロディを流すことによる「観光PR」も目的としています。
県内にはメロディーラインが10カ所も設置されており、その数は日本一を誇っています。詳しくは県ホームページ(道路管理課)をご覧ください。
榛名湖メロディーライン(インスタグラム @with_gunmachanさん投稿作品)
問い合わせ 県庁広報課 電話027-897-2695