本文
医療の高度・専門化や高齢化に伴い、全国的に医師不足となっています。
本県でも地域や診療科目の偏在は解消されておらず、中核病院でも勤務医が不足するなど、地域医療の維持・確保が大きな課題となっています。
こうした背景から県では先月、県医師会と共に本県で臨床研修を始める医師を対象にした合同オリエンテーションを開催しました。
これは、若手医師に向けて、地域医療への貢献に対する意識醸成と、県内定着を図るために初めて開催したもので、多くの研修医が参加しました。
このオリエンテーションを契機に、研修医の皆さんが、病院の垣根を越えて多くの仲間を作り、切磋琢磨(せっさたくま)しながら本県の医療を支えてくれることを期待しています。
県新臨床研修医合同オリエンテーション(4月7日)であいさつする大澤正明知事