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昨年放送されたテレビドラマ「陸王」は、マラソン選手に寄り添いランニングシューズの開発に挑む人たちの姿を描いた物語でした。
私は、ドラマの登場人物である陸上選手の靴を選ぶシューフィッターの仕事を見て、県政について考えました。この仕事は、選手の体や体調など全てを考えながら、選手が最高の記録を出すことのできる靴を探すことです。選手の立場に立って靴を探す仕事は、県の仕事と一致するのではないかと思います。
県は、新総合計画に基づき「人づくり」「安全・安心な暮らしづくり」「産業活力の向上・社会基盤づくり」の三つの目標に向けて、新たな事業を展開しています。目標は定まり、それに向けてしっかりと準備はできました。その上で必要なのは、私をはじめとする職員の姿勢です。
県民のために何が必要なのか、何が課題なのかを見つけ、県民に寄り添った県政に取り組むことが、一番大事な使命だと思います。
職員に向けて年頭のあいさつをする大澤正明知事(1月4日)