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総務企画常任委員会(令和6年12月13日)
総務企画常任委員会委員長報告
委員長 亀山 貴史
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第169号議案「群馬県旅券法関係手数料条例の一部を改正する条例」に関して、条例改正に至る経緯や、改正後の手数料収入の見込みについて質疑されるとともに、電子申請に係る周知・広報について県の取組が質されました。
次に、第172号議案「群馬県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に関して、扶養手当の改正内容や、会計年度任用職員に係る対応について質疑されました。
次に、第173号議案「群馬県県有施設共通パスポート条例の一部を改正する条例」について、ぐんまフラワーパークの利用者の状況や、県の歳入への影響について質疑されるとともに、料金設定や、パスポートの周知・広報について県の見解が質されました。
次に、第175号議案「群馬県総合スポーツセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」に関して、条例改正に至る経緯や、改正後の料金設定について質疑されるとともに、施設利用者への周知・広報について県の取組が質されました。
次に、第184号議案「指定管理者の指定について」に関して、指定管理料の積算内容について質疑されるとともに、湯けむり国スポ・全スポぐんま2029に向けた伊香保リンクの設備整備について当局の見解が質されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案のうち、第161号、第172号から第173号、及び第190号議案については、多数をもって、その他の議案については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、
- 「グリーンイノベーション群馬戦略2035」に関して、農林業分野における変革や、次世代型太陽電池の速やかな導入推進、太陽光発電設備の導入方針、及び太陽光発電以外の再生可能エネルギーの導入に係る展望について
- 新たな県広報番組に関して、名称の由来や、視聴見込み等について
- 自我作古チームの活動状況について
- 県公用車EVカーシェアの実績及び評価について
- 次期行財政改革大綱に関して、職員の取組姿勢を浸透させるための方法について
次に、地域創生部関係では
- 群馬県民会館に関して、来年度のネーミングライツの扱いや、前橋市との協議状況や修繕費の分担に係る協議の経緯、及び県民の意見に関する調査に係る具体的な調査内容や、調査結果の扱いについて
- 伊香保国スポ2025に関して、伊香保リンクの整備状況や、特徴的な取組の具体的な内容について
- 湯けむり国スポぐんま2029の開閉会式に向けた県庁等の周辺施設の活用や、会場の整備状況について
- 湯けむり全スポぐんま2029に向けた、ふれあいスポーツプラザ陸上トラックの改修について
- 世界遺産登録10周年を迎えた、富岡製糸場と絹産業遺産群に係る取組状況や今後の課題について
- 温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録に向けた、草津での特別公演の予約状況について
- 伝統文化に関して、県補助事業の活用状況や、継承に係る課題、及び教育現場との連携について
- 多文化共生に関して、外国人患者受入医療機関認証制度(JMIP)に係る県の見解や、外国人県民の高齢化に対する取組、及び「多文化共生センターおおた」との連携について
- 部活動の地域連携・地域移行に関して、教育委員会と連携した保護者等の理解の促進や、指導者・サポーターバンクに係る指導者資格の詳細や登録の必要性、及び登録者のインセンティブ等について
- 移住・定住の促進に関して、移住コーディネーターへの支援状況や、二地域居住の推進に係る課題や今後の展望、及びイベントでのアンケート等から得られた感触や傾向について
最後に、総務部関係では、
- 公契約条例の検討状況について
- 未利用県有地の売却状況や、旧伊勢崎合同庁舎跡地の現状について
- 消防団員への安全教育や、消防職員の特別教育に係る県としての取組について
- 高齢者等の要支援者に係る個別避難計画の策定支援について
- 次期行財政改革大綱に関して、地方分権改革推進に係る規制緩和の具体的内容や、県民サービス向上に向けた取組について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。