産経土木常任委員会（令和6年10月10日）

産経土木常任委員会委員長報告

委員長　松本　基志

　産経土木常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
　はじめに、付託議案の審査についてでありますが、第127号議案「令和6年度群馬県一般会計補正予算」について、まず、産業経済部関係では、TUMO(ツーモ) Gunma(グンマ)の整備における、非日常的な空間の演出のコンセプトや決定過程、デザインに係る県の意向について質疑されました。
　次に、県土整備部関係では、道路除草の内容について質疑されるとともに、通学路は子ども達の安全という面もあるため、細かいところにも目を向けた予算確保を行うよう要望されました。
　その他の議案についても、慎重に審議の上、採決をした結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
　このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
　まず、産業経済部関係では、

• 県観光物産国際協会の改革推進と協会との連携について
• ブロックチェーン技術を活用した新たな観光施策について
• tsukurun(ツクルン)の現在の利用状況等について
• ぐんま未来共創トライアル補助金の対象領域拡充の意図と成果について
• TUMO(ツーモ) Gunma(グンマ)、tsukurun(ツクルン)で育成した人材の雇用先創出の取組について
• リトリート推進の補助事業の進捗と交付決定の状況について

　次に、企業局関係では、

• 再生可能エネルギー・脱炭素化研究開発等助成金の採択状況と今後の進め方について
• 県営ゴルフ場の指定管理者応募に係る、現指定管理者以外の応募状況について
• 館林北部第四工業団地の造成工事について
• 板倉ゴルフ場クラブハウス建替工事の入札不調について

　最後に、県土整備部関係では、

• 次期県土整備プランで着手予定となる新たな中心的事業について
• 自転車事故防止対策について
• 豪雨により土砂流出が発生した国道18号の現状と今後の対応について
• 三次元点群測量を活用している事業について

　これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
　以上、申し上げて委員長報告といたします。