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決算特別委員会産経土木分科会が県内調査を実施しました(令和6年10月17日)
1 調査目的
委員会活動として、「令和5年度の群馬県一般会計歳入歳出決算、同公営企業会計決算の認定に関すること」について、現地調査を実施し、委員会審査の参考とします。
2 調査期日
令和6年10月17日(木曜日)
3 調査項目
(1)群馬県信用保証協会(前橋市大手町)
信用保証協会は各都道府県にある信用保証協会法に基づく公的機関であり、中小企業が金融機関から融資を受ける際の「公的な保証人」となることで、中小企業の経営の安定と発展をサポートしています。
群馬県信用保証協会は、昭和24年に設立され、「企業のライフステージに応じた支援」をよりスピーディー・確実に実施するため、保証審査業務、経営支援業務、代位弁済業務や、管理回収業務等を行っています。
金融機関や経営者からの相談から始まることが多いですが、国や自治体の動きとも連動する形で「支援業務」が以前にも増して必要とされており、中小企業の経営改善や事業再生への取組を積極的に支えていくことに重点を置いています。
ついては、制度融資等について、令和5年度決算審査の参考にするために調査を行いました。
群馬県信用保証協会にて
(2)県道前橋長瀞線綿貫工区(高崎市綿貫町~岩鼻町)
群馬県が整備を進めている県道前橋長瀞線綿貫工区(延長約0.7キロメートル)の4車線化が令和5年6月13日に完成しました。
令和5年度に4車線化が完成した区間は、国道354号に接続する高崎市内の綿貫町北交差点から、県道綿貫篠塚線に接続する綿貫町交差点に至る綿貫工区約0.7キロメートルのうちの約0.4キロメートルです。
この県道前橋長瀞線は、前橋市から高崎市、藤岡市を経由し埼玉県長瀞町に至る幹線道路であり、上信越道の藤岡インターチェンジに接続しているほか、関越道の高崎玉村スマートインターチェンジや高崎インターチェンジ、北関東道の前橋南インターチェンジなど高速自動車道へのアクセスルートとなっています。
車線数が増えることで、この区間に発生していた慢性的な渋滞の緩和が期待されるほか、歩行者・自転車通行空間の確保による安全性の向上も期待されます。
ついては、交通混雑の緩和等の整備効果について、令和5年度決算審査の参考にするために調査を行いました。
県道前橋長瀞線綿貫工区について説明を受ける様子
4 出席委員
主査:松本 基志、副主査:鈴木 数成
委員:星野 寛、委員:後藤 克己、委員:井下 泰伸、委員:伊藤 清、委員:穂積 昌信、委員:金沢 充隆、委員:丹羽 あゆみ、委員:清水 大樹