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スポーツ・文化の振興に関する特別委員会が県外調査を実施します（令和6年8月27日～29日） ※台風10号の影響により中止になりました
1 調査目的
閉会中の委員会活動として下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- スポーツの推進に関すること（ｅスポーツ含む）
- 湯けむり国スポ・全スポぐんまに関すること（施設整備含む）
- 健康増進に関すること
- 観光、温泉文化の振興に関すること
- 伝統文化の支援に関すること
2 調査期日
令和6年8月27日（火曜日）～29日（木曜日）
3 調査項目
（1）国立大学法人鹿屋体育大学（鹿児島県鹿屋市）
鹿屋体育大学は国立唯一の体育大学として、体育・スポーツ、武道、健康づくりに関する実践的な教育研究を推進し、大学独自の発展のみならず、得られた知の成果を地域社会に還元し、その発展に寄与することを目標の一つに掲げています。
大学と企業等との研究での連携協力、いわゆる産学官連携活動は学術研究の進展に重要なプロセスであるとともに、大学がその研究成果を社会に還元する有効なシステムです。
鹿屋体育大学では、民間企業から研究者を受け入れて、共通する研究課題について共同で取り組む共同研究や、企業や自治体などからの委託を受けて実施する受託研究など、様々な産学官連携活動を行っています。
ついては、産学官と連携し、体育・スポーツ、武道、健康づくりに関する実践的な教育研究を推進する大学について、本県のスポーツの推進の参考とするため調査を行います。
（2）鹿児島県庁保健体育課（鹿児島県鹿児島市）
鹿児島県は、令和5年度に特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」及び特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」を実施しました。令和2年に開催予定であった大会は、新型コロナウィルス感染症の影響により、特別国民体育大会等として開催されました。
コロナ渦からの再生と飛躍を象徴する大会、スポーツの振興・普及を図る大会などを基本方針に定め、デモンストレーションスポーツを含めると鹿児島県全市町村で何らかの競技を実施するなど、全県をあげて盛り上げを図った大会でした。また、開会式には鹿児島出身の有名人を起用するなど新しい時代の大会となっています。
ついては、令和11年に実施する湯けむり国スポ・全スポぐんまの参考とするための調査を行います。
（3）吉野ヶ里歴史公園（佐賀県吉野ヶ里町）
吉野ヶ里歴史公園は、「弥生人の声が聞こえる」を基本テーマに、日本の優れた文化的資産である吉野ヶ里遺跡の保存と、当時の施設の復元や発掘物の展示などを通じて、弥生時代を体感できる場を創出し、日本はもとより世界への情報発信の拠点とすることを目的に作られています。
昭和61年から本格的な文化財の発掘調査が行われ、我が国弥生時代最大規模の環濠集落であることが確認され、また、魏志倭人伝に記された邪馬台国の様子を彷彿とさせる建物跡などが発見されたことにより一躍全国の注目を集め、日本の古代歴史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっています。令和5年度は来園者数が72万人を超えるなど、佐賀県の一大観光地となっています。
また、歴史公園では、伝統文化や弥生時代・古代をテーマにしたものづくりの体験イベントを実施するとともに、周辺地域のお祭りや伝統行事を継承し、観光資源や人々の交流の場として活用するなどして、地域が一体となって吉野ヶ里の風土が感じられる地域づくりを推進しています。
ついては、観光の振興、伝統文化の支援の参考とするための調査を行います。
（4）佐賀県観光連盟（佐賀県佐賀市）
佐賀県観光連盟は、佐賀県内における観光資源の保存開発に努めるとともに、観光事業の健全な発達と振興並びに地域の活性化を図り、合わせて健全な観光旅行の普及発達と国際観光の振興を促し、もって県民の生活、文化及び経済の向上発展に寄与するとともに、国際親善に寄与することを目的としています。
地域資源の磨き上げ、九州域内需要の拡大、九州域外からの誘客拡大、インバウンド需要回復に向けた備えとセールスなどを事業計画に定め、アフターコロナの事業を展開しています。
また、ＷＥＢ活用ＰＲ事業の強化として、佐賀県公式観光サイト「あそぼーさが」を運営し、佐賀県の魅力ある観光情報を総合的に発信しています。
ついては、本県の観光振興の参考とするための調査を行います。
4 出席委員
委員長：橋爪 洋介、副委員長：入内島 道隆
委員：狩野 浩志、委員：水野 俊雄、委員：金子 渡、委員：川野辺 達也、委員：本郷 高明、委員：大林 裕子、委員：矢野 英司、委員：亀山 貴史、委員：粟野 好映、委員：今井 俊哉
5 その他
調査報告は県議会ホームページ及び議会時報に掲載します。