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文教警察常任委員会が県内調査を実施しました(令和6年8月22日)

1 調査目的

 文教警察常任委員会所管事項より、「教育体制の確立」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。

2 調査期日

令和6年8月22日(木曜日)

3 調査項目

(1)県総合教育センター(伊勢崎市今泉町)

​ 国の調査によると、学校内外の専門家や機関による相談・支援を受けられていない不登校児童・生徒は約4割となっており、群馬県も同様の状況にある。年々増加傾向にある不登校児童・生徒に対して、各学校では、本人や保護者の意思を尊重しながら様々な支援を行っています。
 県教育委員会においては、今年度開設したワンストップ相談窓口『心と学びのサポートセンター「つなぐん」』において、電話相談をはじめ、来所相談やSNS相談などの相談窓口を通じて、どこにもつながっていない子どもと保護者等を支援しています。
 こうした中、新規事業として「つなぐんオンラインサポート」(通称「つなサポ」)を令和6年6月に開設しました。当事業は、様々な理由で長期欠席をしている児童・生徒に対して3Dメタバース上にアバターで参加しながら、ICT教材を用いた学習サポート、個別の相談サポート、コミュニケーションサポートを行っています。
 ついては、同センターを訪問し、3Dメタバースを活用した不登校児童・生徒への支援の取組状況について調査を行いました。

県総合教育センターで説明をうける様子の画像
​つなぐんオンラインサポートについて説明を受ける様子

(2)県立みらい共創中学校(伊勢崎市今泉町)

 令和6年4月1日に開校した県立みらい共創中学校は、群馬県初の夜間中学であり、満15歳を超えた人のうち、様々な理由により学齢期に十分学ぶことができず、義務教育未修了となっている人や、中学校を卒業しているが、不登校等により十分に学ぶことができなかった人を入学の対象としています。現在、10代から60代の計53名の生徒が、第1学年に35名、第2学年に9名、第3学年に9名在籍しており、8割以上が外国籍です。
 授業は、平日の18時から開始し、40分を4コマ実施して21時20分までの日課となっています。対面授業が基本であるが、就労生徒が学びやすいよう、ICTを活用したハイブリッド型授業として、オンライン配信の準備を進めています。また、国籍や年齢、経験等、様々な背景を持つ多様な人々が協働的に学び合う授業を展開するとともに、企業と連携したキャリア教育などを予定しています。
 ついては、同校を訪問し、多文化共生をより一層推進するための取組状況について調査を行いました。

みらい共創中学校で説明を受ける様子の画像
みらい共創中学校で説明を受ける様子

4 出席委員

副委員長:矢野 英司
委員:橋爪 洋介、委員:星名 建市、委員:水野 俊雄、委員:金子 渡、委員:川野辺 達也、委員:本郷 高明、委員:斉藤 優、委員:相沢 崇文


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