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産経土木常任委員会が県内調査を実施しました(令和6年8月22日)
1 調査目的
閉会中の委員会活動として、公営企業の推進について及び道路・橋梁の整備促進・維持管理について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
2 調査期日
令和6年8月22日(木曜日)
3 調査項目
(1)八ッ場発電所(吾妻郡長野原町)
群馬県の電気事業は、昭和33年に地方公営企業法が適用されて以来、現在までに水力33カ所、汽力1カ所(令和6年8月末廃止予定)及び太陽光3か所の計37カ所の発電所を有するに至り、発電所の最大出力合計は、約26万3千キロワットです。
県では、発電時に二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーである水力発電を主力とした発電事業を行っており、このうち、八ッ場発電所は令和3年4月に運転を開始した33カ所目の県営水力発電所です。
本発電所は、吾妻郡長野原町地内にある八ッ場ダムの放流水を利用したダム式発電所であり、ダムの利水放流管から分岐した発電専用管で水を運び、ダム直下左岸にある発電所で発電を行います。
ついては、企業局の主要事業である電気事業のうち水力発電所について、現地調査を行いました。
八ッ場発電所の説明映像を視聴する様子
八ッ場発電所にて
(2)上信自動車道渋川西バイパス(渋川市)
上信自動車道は、群馬県渋川市の関越自動車道・渋川伊香保インターチェンジ付近から鳥居峠付近を経由し、長野県側の上信越自動車道へ至る全長約83キロメートルの道路であり、関越自動車道と上信越自動車道を結び、都市部と農村の連携を強化するとともに、災害時の緊急輸送道路として広域道路ネットワークを形成する高規格道路です。
上信自動車道のうち、吾妻西バイパス(東吾妻町厚田から東吾妻町松谷までの7キロメートルの区間)は、令和6年3月20日に開通しました。
渋川西バイパス(渋川市渋川から金井のバイパス区間延長1.9キロメートル)は、渋川市内の交通渋滞の緩和と、渋川・吾妻地域の連携及び活性化の支援を目的とし、国土交通省が国道17号バイパスとして進めている事業であり、令和7年度の開通を目標としています。
ついては、上信自動車道渋川西バイパスの開通に向けた現地の状況を確認するため、現地調査を行いました。
工事の進捗状況について説明を受ける様子
4 出席委員
委員長:松本 基志、副委員長:鈴木 数成
委員:星野 寛、委員:後藤 克己、委員:井下 泰伸、委員:伊藤 清、委員:金沢 充隆、委員:丹羽 あゆみ、委員:清水 大樹