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文教警察常任委員会(令和6年6月17日)

文教警察常任委員会委員長報告

大林委員長の画像
委員長 大林 裕子

 文教警察常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
 はじめに、付託議案の審査についてでありますが、第108号議案「令和6年度群馬県一般会計補正予算(第1号)」に関して、「教員・児童生徒向けデジタル教材の活用基盤整備」の事業実施に向けた取組、活用する国の交付金の内容や美術専門の教員が少ない中で、実施対象とする学校の選定について、質疑されました。
 次に、「公立学校1人1台端末等整備」に係る導入期間及び導入後の事務の効率化の状況や、不登校生徒に対する端末を使ったオンライン授業の状況について質疑されるとともに、どの学校においてもオンライン授業を選択肢として提示できるよう要望されました。
 次に、「ぐんまDXハイスクール」の対象となる学校が追加になった経緯と今後の見通しについて質疑されるとともに、期待している取組であるので、積極的に進めるよう要望されました。
 また、承第2号「専決処分の承認について」に関して、ヘリコプターの耐空証明更新整備の詳細な内容や運航への影響、現在のヘリコプターの仕様及び主要な装備品、次の更新時期や夜間飛行の実施状況について質されたほか、交通安全施設整備の信号機の移設内容やLED化への対応状況について質疑されました。
 以上の議論を経て採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配布の報告書のとおりでございます。
 このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 はじめに、教育委員会関係では、

  • 教職員の勧奨退職について
  • BYODの現状について
  • 学校運営協議会のこれまでの取組と今後の展開について
  • 6月3日に開設された「つなサポ」について
  • 学びの多様化学校について
  • 学校教育と社会教育の連携について
  • インクルーシブ教育に関して県が進めるモデル校の取組について
  • 第4期教育振興基本計画をもって次期教育大綱に代えることとした経緯について

 次に、警察本部関係については、

  • 新たな契約方法による道路標示の塗り替えの実施結果と今後の方針について
  • 県内のヤードの現状とヤード規制の在り方に対する県警察の考え方について
  • 来日外国人犯罪の特徴と県警察の多文化共生施策について
  • 県警察の女性警察官の現状について
  • 太陽光発電施設のケーブル盗難の現状と対策について
  • 時差式信号機から右折矢印信号機に変更した経緯とその現状及び今後の渋滞解消対策について
  • 情報戦略室新設の目的と期待される効果及び今後の活動方針について

 これらの事項につきましても、活発に議論されました。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。


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