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健康福祉常任委員会(令和6年6月17日)
健康福祉常任委員会委員長報告
委員長 秋山 健太郎
健康福祉常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、
第113号議案「群馬県認定こども園の認定基準に関する条例の一部を改正する条例」、第114号議案「群馬県児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」及び第115号議案「群馬県幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に関して、やむを得ない事情がある場合において、当分の間は改正前の基準により運営ができるとする経過措置の内容について質疑されました。また、職員配置基準を満たしていない施設数や指導監査の頻度について質疑されました。更に、基準改善が3歳児から5歳児までであることについて当局の見解が質されました。
その他の議案についても慎重に審議の上、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項に関して、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、生活こども部関係については、
- 高校中退者等支援事業の内容や実績について
- 県内のこども食堂の設置状況について
- ヤングケアラー支援の電話相談及び LINE相談の実績について
- こども誰でも通園制度の現状と課題について
- 保育人材確保のための保育士のイメージアップ施策について
- 本県でのヤングケアラーの現状把握や支援状況について
- 第2次群馬県再犯防止推進計画の内容及び再犯防止等の現状や取組について
次に、健康福祉部・病院局関係については、
- 骨髄移植の普及対策としてドナーを増やすための施策について
- 外国人未払医療費対策の再整備・拡充について
- 孤独・孤立対策官民連携プラットフォームの意義、役割、狙いについて
- 生活保護に係る県の監査内容や、今後の担当者研修のあり方について
- サービス管理責任者研修の回数増加について
- 帯状疱疹ワクチンの市町村助成に対する県の対応方針について
- 介護人材育成制度や介護現場の生産性向上に関する県の取組について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。