本文
総務企画常任委員会(令和5年12月14日)
総務企画常任委員会委員長報告
委員長 神田 和生
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。はじめに、付託議案についてでありますが、第118号議案「令和5年度群馬県一般会計補正予算」に関して、知事戦略部関係では、ふるさと納税に関して、寄附額の増加理由や、返礼品の選定に係る経緯などについて質疑されました。
次に、MaaS社会実装支援に関して、不正使用への対策や、観光や交通安全など他分野への展開について質疑されるとともに、引き続き利便性の向上や、県内の回遊性を高める取組について要望されました。
次に、運輸事業者等燃油高騰対策に関して、運送事業者に係る補助要件について質疑されるとともに、中小・零細事業者に支援が行き届くよう要望されました。
次に、総務部関係では、防災ヘリ事故慰霊登山道設置工事請負契約に関して、工期の延長や、費用の増額に係る理由のほか、ご遺族からの要望に対する県の対応について質疑されるとともに、慰霊登山道の整備後の維持管理について、当局の見解が質され、今後も丁寧な対応に努めるよう要望されました。
次に、第127号議案「群馬県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に関して、知事等特別職の期末手当の引上げに係る検討状況について質疑されました。
次に、第141号議案「当せん金付証票の発売について」、販売額の推移について質疑されるとともに、県内での購入を促す周知広報に努めるよう要望されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案のうち、第127号議案については、多数をもって、その他の議案については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果でありますが、総務企画第4号の請願について、取下げ願を全会一致で承認したことなど、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、
- 新・群馬県総合計画の評価検証について
- 「群馬県官民共創ポリシープロジェクト」に関して、事業実施の経緯や、事業主体となる団体の応募条件等について
- 地域鉄道の今後のあり方等に関する検討を行う「リ・デザイン推進協議会」について
- 湯けむりフォーラム2023に係る会場までの移動手段や、直接参加できない方の視聴方法について
次に、地域創生部関係では
- オールぐんま移住相談会に関して、盛況に至った要因や、今後の課題について
- 第33回ぐんまマラソンでの給水対応について
- ニューイヤー駅伝2024inぐんまに係る安全管理体制について
最後に、総務部関係では、
- 群馬県地域防災計画の変更に関して、個別避難計画の作成支援について
- 群馬県国土強靱化地域計画に関して、自主防災組織の組織率向上に向けた県の取組について
- 国民の保護に関する群馬県計画の変更に関して、本県実施施策の修正内容について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。