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決算特別委員会総務企画分科会が県内調査を実施しました(令和5年10月17日)
1 調査目的
委員会活動として、「令和4年度の群馬県一般会計歳入歳出決算の認定に関すること」について、現地調査を実施し、委員会審査の参考とします。
2 調査期日
令和5年10月17日(火曜日)
3 調査項目
(1)上信電鉄株式会社(高崎市)
上信電鉄(上信線)は、高崎駅から下仁田駅までの延長33.7キロメートル、21の駅からなる交通機関であり、沿線地域の通勤、通学のほか、自動車を運転できない人などを支えるとともに、地域の観光の玄関口として、地域の魅力そのものを担っています。
その一方で、本県は自動車への依存度が高く、また、少子化の影響により通学などの利用者は更に減少する見込みとなっており、上信線の存続が懸念されています。
県では、上信線利用促進アクションプログラムの作成や、線路等の維持修繕に対する補助などにより、上信線の活性化や安全・安定運行を図っています。ついては、令和4年度決算に係る審査の参考とするため、現地調査を行いました。
上信電鉄株式会社の本社敷地内にて
(2)富岡製糸場及び世界遺産センター(富岡市)
「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、長い間生産が限られていた生糸の大量生産を実現した技術革新と、世界と日本との間の技術交流を主題とした近代の産業に関する遺産です。日本が開発した生糸の大量生産技術は、かつて一部の特権階級のものであった絹を世界中の人に広め、生活や文化を更に豊かなものに変えたことにより、同遺産群はその歴史的価値が認められ平成26年6月に世界遺産に登録されました。
また、世界遺産としての価値や魅力を分かりやすく紹介するとともに、世界遺産や日本遺産、ぐんま絹遺産について総合的に情報発信を行うため、令和2年6月に県立世界遺産センター「セカイト」が開館されたところです。
県では、関係市町が行う世界遺産構成4資産の保存修理事業に補助を行うとともに、セカイトの管理運営等を行っています。ついては、令和4年度決算に係る審査の参考とするため、現地調査を行いました。
「セカイト」を視察する様子
4 出席委員
主査:神田和生、副主査:牛木義
委員:星名建市、委員:後藤克己、委員:井下泰伸、委員:松本隆志、委員:粟野好映、委員:宮崎岳志、委員:丹羽あゆみ、委員:今井俊哉