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決算特別委員会産経土木分科会が県内調査を実施しました(令和5年10月17日)
1 調査目的
委員会活動として、「令和4年度の群馬県一般会計歳入歳出決算の認定に関すること」について、現地調査を実施し、委員会審査の参考とします。
2 調査期日
令和5年10月17日(火曜日)
3 調査項目
(1)田口発電所(前橋市)
田口発電所は、東京電力佐久発電所で使用した水を使った水路式発電所として、昭和41年に運転が開始されました。農業用水が流れる広瀬川の最上流に位置し、最大出力6,000キロワット、最大使用水量58.2立方メートル毎秒、有効落差12.4メートルの低落差・大流量が特徴であり、発電量の増加やさらなる電力の安定供給に向け、設備の更新を実施しています。
ついては、企業局の主要事業である電気事業の中の水力発電所について、令和4年度決算審査の参考にするために調査を行いました。
田口発電所にて
(2)関根発電所(前橋市)
関根発電所は、田口発電所の下流、前橋市関根町地内に位置し、水路式発電所として、昭和42年に運転が開始されました。最大出力7,800キロワット、最大使用水量99.0立方メートル毎秒、有効落差9.5メートルの低落差・大流量が特徴ですが、令和2年2月の定期点検時の浸水事故により稼働停止となっています。
ついては、稼働停止により生じた騒音への対策事業等について、令和4年度決算審査の参考にするために調査を行いました。
関根発電所の説明を受ける様子
(3)(一社)群馬県測量設計業協会(前橋市)
群馬県測量設計業協会は、測量、建設コンサルタント、地質調査や補償コンサルタントを主業務にする会員企業35社で構成され「群測協(ぐんそっきょう)」の愛称で親しまれる一般社団法人です。会員企業相互の協調のもと、技術力の向上、経営の健全化に努め、公共事業の発注者である自治体担当者と協力し、社会資本の整備を推進し、安心安全な生活・国土づくりに寄与しています。
ついては、国土強靭化の着実な推進に向けた公共工事の実施状況について、令和4年度決算審査の参考にするために調査を行いました。
協会について説明を受ける様子
4 出席委員
主査:相沢崇文、副主査:秋山健太郎
委員:橋爪洋介、委員:水野俊雄、委員:大和勲、委員:井田泰彦、委員:加賀谷富士子、委員:矢野英司、委員:松本隆志