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環境農林常任委員会(12月14日)
環境農林常任委員会 委員長 今泉 健司
委員長 今泉 健司
環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、付託議案の審査についてでありますが、第172号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」では、浅間牧場整備の総事業費について質疑されました。
その他の議案についても、慎重に審議の上、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、「コロナ禍による米の価格下落及び需給の改善に関する意見書」の発議についてですが、これは、新型コロナウイルス感染症の影響により、米価が下落する中、生産者の意欲を損なうことなく、安定的な米価の下で営農が継続できるよう、需給状況の改善や予算の確保等を国に要望するものであり、採決の結果、全会一致をもって、本委員会から発議することに決定いたしました。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、環境森林部関係ですが、
- 大手住宅メーカーに対する県産木材利用の働きかけについて
- 狩猟報告のデジタル化について
- 県立赤城公園活性化に向けた基本構想の策定状況について
- 森林サービス産業の推進について
- ぐんまゼロ宣言住宅促進事業について
- 桐生木材ヤードの活用について
次に、農政部関係については、豚熱対策に関して、
- ワクチンの接種適期について
- 発生農場における全頭処分の緩和について
- ワクチンの前倒し接種について
- 知事の消毒命令について
- 5例目の発生原因について
- 経営再開時に農家に交付される互助基金の県内加入状況及び加入促進の取組について
- 農場における小動物対策について
- 緊急対策における農家への石灰配布について
- 頻発している本県と他県との違いについて
- 母豚(ぼとん)の早期更新に関する取組への支援について
その他に、
- 野生鳥獣の利活用について
- 自給飼料の生産振興について
- G-アナライズ&PRチームの分析結果の活用について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。