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環境農林常任委員会(令和3年10月12日)
環境農林常任委員会 委員長 今泉 健司
委員長 今泉 健司
環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、付託議案の審査についてでありますが、第147号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関して、まず、環境森林部関係では、未利用食品マッチングシステムに関して、東京都の取組及びその成果について質疑されました。
続いて、農政部関係では、産直ECサイトとの連携に関して、送料無料キャンペーンの期間や委託予定先、キャンペーン実施後の県の費用負担、運営する2つの産直ECサイトの掲載内容の違い、今後のスケジュールについて質疑されました。
次に、試験研究機関受託研究に関して、連携している大学・企業の具体名やゲノム編集の成果、ゲノム編集された蚕への置き換わり時期について質疑されました。
以上の質疑を踏まえて、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、環境森林部関係ですが、
- 林業労働力対策について
- 内部統制について
- ぐんま緑の県民基金事業について
- 県立赤城公園活性化に向けた基本構想策定及びビジターセンターにおける官民連携の取組について
- 防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策について
- J-クレジット制度の取組状況について
- 所有境界不明森林について
- プラスチックごみ「ゼロ」推進について
- 県産材の需要拡大について
次に、農政部関係については、
- 4月に発生した凍霜害について
- イノシシ、ニホンジカの捕獲等の状況について
- 米価下落対策について
- 中山間地域等直接支払交付金について
- 県内の遊休農地の現状と対策について
- ぐんまフラワーパークの有効活用に関するサウンディング型市場調査について
- 職員の時間外勤務の状況について
- 豚熱対策及び豚熱発生農場の経営再開について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。