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総務企画常任委員会(令和3年10月12日)
総務企画常任委員会 委員長 穂積 昌信
委員長 穂積 昌信
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、御報告申し上げます。
はじめに付託議案についてでありますが、第147号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関して、知事戦略部関係では、NETSUGEN(ネツゲン)アライアンスについて、その内容が質されるとともに、県外に対するPR方法、利用者相互の連携の推進に向けた取組及びテレワークの推進に向けた取組について、質疑が行われました。
次に、総務部関係では、歳入に関して、諸収入を財源とする農業関係の共同研究について質されました。
また、第147号議案の審査においては、ぐんまワクチン手帳を活用して実施するぐんまGoToEatワクチンプレミアム及び愛郷ぐんまプロジェクト第3弾について、その内容が総務企画、健康福祉、産経土木の各常任委員会の所管事項に関連することから、3委員会による連合審査が行われ、本委員会の委員からは、ぐんまワクチン手帳の開発費用についてなどの質疑が行われました。
その後、愛郷ぐんまプロジェクト第3弾については、事業内容の変更があったことから、改めて委員会を開催し、その財源について審査を行いました。
次に、第148号議案「群馬県行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例の一部を改正する条例」に関しては、改正内容が質されるとともに、条例改正がマイナンバーカードの取得強制につながることがないのか、当局の見解が求められました。
次に、承第5号「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関しては、国庫支出金を財源とした感染症対策営業時間短縮等要請協力金の執行状況が質されました。
なお、採決に先立ち、第147号議案に関して、国庫支出金を財源とするぐんまGoToEatワクチンプレミアム及び愛郷ぐんまプロジェクト第3弾について、反対する旨の討論が行われました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案のうち、第147号議案及び第148号議案は多数をもって、承第5号は全会一致をもって原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、
- 市町村業務システムの標準化・共通化について
- 始動人(しどうじん)の育成について
- 県民幸福度アンケートについて
- アニメ「ぐんまちゃん」の放送後の反響と今後の取組について
- 上海事務所の活動内容と今後の取組について
- ぐんまDX加速化プログラムにおけるチャレンジ事業について
- 「ぐんま広報」の読者アンケート結果について
- 「ぐんま広報」の配布手段について
次に、総務部関係では、
- 新型コロナ対応が財政に与える影響について
- 県庁の公用車の管理状況及び更新の考え方について
- 消防団員の処遇改善に係る取組について
- チャレンジウィズぐんまについて
- 新型コロナに対応するための業務の見直しについて
- 県有施設のあり方見直し最終報告の改定案による群馬県民会館の利用施設について
- 県職員のメンタルヘルス、パワハラ及びセクハラ対策について
- 県土整備部の道路予算に対する考え方について
- 危機管理のDX推進について
最後に地域創生部関係では
- 「埴輪王国ぐんま」発信事業の取組状況について
- 上野国分寺まつりで使用した天平(てんぴょう)衣装の活用について
- 伊香保リンクのサウンディング調査について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告とさせていただきます。