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総務企画常任委員会(令和3年6月15日)
総務企画常任委員会 委員長 穂積 昌信
委員長 穂積 昌信
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第112号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関しては、自然史博物館が制作する動画の具体的な内容について、質されました。
次に、第114号議案「群馬県過疎地域の持続的発展の支援のための県税の課税の特例に関する条例」に関しては、新過疎法に基づく県税の課税免除制度について、質されました。
次に、承第3号「専決処分の承認について」に関しては、県防災ヘリコプター事故殉職者慰霊碑設置等に係る測量設計委託の予算が繰り越しをされていることから、慰霊碑設置の進捗状況について質されました。
また、歳入に関して、増額補正された「交通安全対策特別交付金」の活用方法等についても、質疑が行われました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、「地方たばこ税の一部を分煙環境整備に活用できる制度の整備を求める意見書」の発議についてでありますが、分煙環境の整備を促進することは、喫煙者・非喫煙者双方の立場を尊重し、共存できる社会の実現につながり、県民の生活に役立てられている地方のたばこ税の安定的な確保にも資するものと見込まれます。このため、地方たばこ税の一部を分煙環境整備に活用できる制度の整備に取り組むよう国に要望するものであり、採決の結果、多数をもって本委員会から発議することに決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、
- 県職員のメール等の利用方法について
- アプリケーション等の更新における財政負担について
- 海外へのトップセールス推進について
- オープンデータ推進における個人情報保護の考え方について
- 新聞折り込みによる「ぐんま広報」の配布状況について
- ぐんまちゃんのテレビアニメ制作の進捗状況について
- 県庁32階官民共創スペース「NETSUGEN(ネツゲン)」の利用実績及び目指す方向性について
- 県有施設におけるフリーWi-Fi整備の状況及び課題について
次に、総務部関係では、
- 令和3年度指定管理者選定の実施方針について
- 評議会委員選任の考え方について
- 新型コロナ対策の体制強化による他業務への影響について
- 県有未利用地の処分実績及び県有地の有効活用について
- 知事部局における障害者雇用の状況について
- 桐生南高校及び桐生女子高校の跡地利活用に係るプロポーザルの進捗状況について
最後に地域創生部関係では
- 地域振興基金について
- ぐんま快疎化(かいそか)リーディングプランにおける「快疎化」の考え方について
- 多文化共創カンパニー認証事業者のメリットについて
- コロナ禍における群馬交響楽団の活動について
- まん延防止等重点措置実施期間の美術館、博物館休館の考え方について
- テレワーク推進の取組について
- 歴史博物館イノベーション文化観光拠点計画の推進について
- 過疎地域に指定された市町村への支援について
- コロナ禍におけるスポーツのジュニア育成について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。