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総務企画常任委員会(令和3年3月19日)
総務企画常任委員会 委員長 川野辺 達也
委員長 川野辺 達也
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに付託議案についてでありますが、第2号議案「令和3年度群馬県一般会計予算」に関して、知事戦略部関係では、まず、メディアプロモーション費について、ぐんまちゃんのアニメ制作の進捗状況が質されるとともに、アニメ放送のスポンサー確保やぐんまちゃんの声優の選定について、当局の見解が質されました。
また、視聴率の目標や経済効果などについても質疑されました。
次に、東京事務所費について、ぐんま総合情報センターの廃止に伴う東京事務所の業務への影響が質されました。
次に、戦略企画推進費については、新・総合計画普及啓発の具体的な取組内容が質されました。
また、官民共創コミュニティ育成事業についても、具体的な取組内容及び実施見込みが質されました。
次に、業務プロセス改革費については、新・総合計画において、行政手続きのオンライン化100パーセントが目標とされていることから、今後の取組内容が質されました。
また、県庁の障害者雇用を推進するためにデジタル技術を活用することについて、当局の見解が質されました。
このほか、知事戦略費全体の予算について、予算に占める委託料の割合が50パーセントを超えていることから、その理由などが質疑されました。
続いて、総務部関係でありますが、まず、賦課徴収費について、県税還付金が増額された理由などが質疑されました。
次に、衆議院議員総選挙費については、衆議院議員総選挙において、どのような人物が選挙長に選任されるのか質されるとともに、選挙長報酬の取り扱いが質疑されました。
次に、危機管理費については、整備が進められている「危機管理センター・オペレーションルーム」の概要及び運用開始の時期が質されました。
歳入に関しましては、地方財政計画における一般財源総額の今後の見通しが質されるとともに、一般財源総額や地方交付税の確保に係る国への要望の状況が質されました。
また、新型コロナウイルス感染症対策として導入された徴収猶予の特例について、これまでの適用実績及び令和3年度予算への影響が質されました。
さらに、減収補てん債や猶予特例債の発行について、当局の見解が質されました。
このほか、県防災ヘリコプター墜落事故の慰霊碑について、事故が起こった8月10日までに消防学校と渋峠に建立することが要望されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係でございますが、
- 自我作古チームの実績及び今後の取組について
- ぐーちょきパスポートのデジタル化に係るアイデアソンの実施結果について
- 県庁舎32階「NETSUGEN」を活用した今後の官民共創の取組について
次に、総務部関係では、
- 外国籍職員の採用に係る現状及び今後の考え方について
- コロナ禍における職員配置の状況及び令和3年度の人員配置について
- 職員の時間外勤務の状況及び上限規制について
- 職員のマイナンバーカード取得状況について
- 市町村等との人事交流について
- 新規採用職員の離職状況について
- 林野火災発生時の受援体制について
- 新規導入された県防災ヘリコプターの性能について
- 県庁の障害者雇用の状況及び今後の取組について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。