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文教警察常任委員会(令和3年3月19日)
文教警察常任委員会 委員長 大和 勲
委員長 大和 勲
文教警察常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに付託議案についてであります。第2号議案「令和3年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、教育委員会関係では、県立図書館について、新年度の運営方針や今後のあり方等が質されました。
次に、スクールロイヤーに関して、配置や活動内容、保護者との関係について質疑されました。
次に、少人数学級編制「ニューノーマル GUNMA CLASS PJ(プロジェクト)」に関して、加配教員の扱いや子どもへの影響等について質されました。
また、障害者雇用に関して、来年度の雇用形態や業務内容について質疑されるとともに、法定雇用率達成の見通しについて当局の見解が求められました。
次に、教員免許状管理に関して、教員免許状の授与件数等について質疑されました。
また、感染症対策に伴う特別支援学校のスクールバス運行に関して、その内容等が質されました。
さらに、特別支援学校のトイレの洋式化に関して、進捗状況やバリアフリー化の対応状況等が質されるとともに、特別支援学校の作業学習における作業製品のブランド化の取組について質疑されました。
次に、県立学校におけるPCB廃棄物処理に関して、現状と今後の見通しが質されました。
続いて、警察本部関係では、交通安全施設整備予算における信号柱の更新について質疑されるとともに、新型コロナ感染症拡大防止にかかる予算について質されました。
次に、県警ヘリコプターの性能に関して、安全性等について質されるとともに、最新性能を備えることについて当局の見解が求められました。
次に、本県における特殊詐欺の発生状況について質疑されるとともに、特殊詐欺等総合対策の取組が質されました。
また、警察施設改修整備費に関して、県内警察署の現状と長寿命化計画について質疑されたほか、職員宿舎の在り方について当局の見解が求められました。
さらに、女性職員の勤務環境整備に関して、女性用施設整備の進捗が質されました。
次に、ゾーン30に関して、整備予算とその効果、選定基準等が質されました。
また、少年非行防止に関して、現状と対策等が質疑されました。
次に、第52号議案「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例」に関し、名称が「群馬県迷惑行為防止条例」に変更される本条例の議論の経緯や特色について質されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
この他、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、教育委員会関係については、
- 「群馬県部活動運営の在り方検討委員会からの提言」と生徒の希望にかなう活動機会の付与について
- 尾瀬高校を始めとする小規模校における更なる特色ある教育活動の推進について
- 特別支援学校における障害の種類等に応じた教員の加配について
- 県内唯一の人工芝グラウンドである前橋商業高校におけるグラウンド劣化と環境整備について
- 高等学校におけるいじめ問題への取組状況について
- 新型コロナウイルスが子どもたちに与える影響について
- 第5次男女共同参画基本計画に基づく取組について
- 桐生女子高校及び桐生南高校の閉校後の施設管理について
続いて、警察本部関係でありますが、
- 信号機のない横断歩道への対応と整備について
- 新群馬県警察男女共同参画推進計画を策定する上での留意点について
- 児童虐待、配偶者暴力、自殺等に係る状況について
- コロナ禍における警察職員採用活動について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。