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環境農林常任委員会(令和3年3月19日)
環境農林常任委員会 委員長 泉沢 信哉
委員長 泉沢 信哉
環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第2号議案「令和3年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、環境森林部関係では、ドギーバッグ導入モデル事業のコロナ禍での取組予定やドギーバッグのモデル店舗の周知方法について質されました。
次に、災害レジリエンスに向けた予算の確保状況について質疑されました。
次に、食品ロスに関して、食品ロス削減推進計画の内容や食品ロスの発生量の見える化について質されました。
次に、ぐんま再生可能エネルギープロジェクトに関して、制度融資の内容や住宅用太陽光発電設備の設置状況が質疑されました。
続いて、農政部関係では、G-アナライズ&PRチームに関して、その最終目標や「特A」の評価を得た県産米を今後の分析対象とする可能性について質されるとともに、分析品目を組み合わせた食べ方の提案など総合的なPRを行うよう要望されました。
次に、ギンヒカリの販路拡大に関して、来年度の東毛地区へのアプローチ方法について質疑されたほか、全県的に広めていくことが要望されました。
以上の質疑を踏まえて、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました、請願の審査結果については、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、環境森林部関係でありますが、
- 産業廃棄物の最終処分場について
- コンテナ苗木の取組について
- ドギーバッグの取組と導入時の留意点について
- 木育インストラクター養成講座について
- 中大規模木造建築マイスター養成講座について
- ぐんま再生可能エネルギープロジェクトについて
- プラスチックごみ「ゼロ」について
- フードドライブについて
- 太陽光パネルの廃棄について
次に、農政部関係では、
- 「生分解性マルチフィルム」の利用推進について
- 米の食味ランキングについて
- 新型コロナウイルス感染症に対応した県産花きの需要拡大について
- 県産農畜産物のブランド力強化対策について
- ツキノワグマの出没防止対策について
- G-アナライズ&PRチームの成果の活用や生産者への周知について
- 多面的機能支払交付金の取組について
- 農福連携の推進について
- 農業DXの取組について
- いちご生産の現状について
- 畜産試験場における黒毛和種繁殖育成牛舎の整備について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。