本文
厚生文化常任委員会(令和2年12月15日)
厚生文化常任委員会 委員長 穂積 昌信
委員長 穂積 昌信
厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
付託されました第144号議案「群馬県一般会計補正予算」及び第151号議案「群馬県病院事業会計補正予算」は、慎重に審議され、第162号議案「指定管理者の指定の期間の変更について」は、群馬県民会館の指定期間延長について質疑されました。
なお、第144号議案「群馬県一般会計補正予算」及び第151号議案「群馬県病院事業会計補正予算」に関しては、職員の給与削減について、反対する旨の討論が行われました。
以上の点を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託された議案のうち、第144号議案及び第151号議案は多数をもって、第162号議案は全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、「台湾の世界保健機関(WHO)へのオブザーバー参加を求める意見書」の発議についてですが、これは、本県にとって重要な関係にある台湾が、WHOの年次総会にオブザーバーとして、参加が認められていないことに対し、台湾のWHO参加支持を表明している関係各国・地域と連携し、オブザーバー参加の実現に向けて、これまで以上に取組を強化するよう、国に強く要望するものであり、採決の結果、全会一致をもって、本委員会から発議することに決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、地域創生部関係については、
- 多文化共生・共創推進条例の素案について
- 外国人留学生・技能実習生等実態調査について
- 新・群馬県スポーツ推進計画の素案について
- 群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画の素案について
- 日米共同訓練について
- 官民共創コミュニティについて
次に、生活こども部関係については、
- 群馬県犯罪被害者等支援条例の素案について
- 群馬県虐待から子どもの生命と権利を県民全体で守る条例の素案について
- ひとり親家庭の貧困への対応について
- 行政への各種申請書における性別欄の見直しについて
- 男女共同参画の推進について
- 東部児童相談所一時保護所宿直補助員の県青少年健全育成条例違反事案について
- ぐんまパートナーシップ宣誓制度について
- 保育所の就労改善に向けた県の取組について
- 「子育て@ぐんま」体験プロモーションについて
- 新型コロナウイルス感染拡大が女性に及ぼす影響に関するアンケート調査について
- 群馬県生活安心いきいきプランの素案について
次に、健康福祉部・病院局関係については、
- 新型コロナウイルス感染症対策について
- 新型コロナウイルス感染症に係る検査・医療体制の充実・強化について
- 宿泊療養施設からの退所時の陰性証明等について
- 新型コロナウイルス感染症に関連した自殺リスクと対策について
- 国民健康保険税の減免に関する周知について
- インフルエンザの予防接種の実施状況等について
- 県立病院改革プランについて
- 柔軟剤等の香りの害に関する相談について
- 地域生活支援拠点等の整備状況について
- サービスステーション事業について
- 健康ポイント制度の進捗状況と今後の取組について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。