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厚生文化常任委員会(令和2年10月12日)
厚生文化常任委員会 委員長 穂積 昌信
委員長 穂積 昌信
厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第118号議案「令和2年度群馬県一般会計補正予算」に関して、ぐんまマラソン中止に伴う来年度に向けた取組、ぐんま外国人総合相談ワンストップセンターの利用実態、アーティスト発掘・育成事業の全体像、発熱外来の設置状況、コールセンターの現状及び体制拡充、健康ポイント制度の概要、慰労金の支給状況及び申請漏れを防ぐための取組、ありがとう!!ぐんまメディカルスタッフ応援金の支給対象者、感染症対策徹底支援事業に係る補助内容、生活福祉資金の特例貸付に係る県の役割や貸付回数、精神保健対策事業の具体的内容、入院患者受入医療機関確保事業に係る補助内容について質疑されました。
また、第123号議案「令和2年度群馬県病院事業会計補正予算」に関して、県立病院における慰労金の支給時期について質疑されました。
以上の点を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託された議案については、全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、『「新型コロナウイルス感染症」感染者の個人情報保護についての決議』の発議についてですが、これは、県当局に対し、感染者の特定につながる個人情報や行動歴は原則非公開にすること、誹謗、中傷、偏見、差別等の被害者に対しての支援を行うこと、新型コロナウイルス感染症対策を更に充実させることを要望するものであり、採決の結果、全会一致をもって本委員会から発議することに決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、地域創生部関係については、
- コロナ禍における県のスポーツイベントの実施方針について
- アスリートぐんまプロジェクトについて
- アスリートの就職支援の状況について
- 地域おこし協力隊の活動状況及び任期終了後の状況について
- 敷島公園水泳場の整備について
- 県有スポーツ施設のトイレ洋式化の推進について
- 外国人県民に対する誹謗中傷・差別について
- 医療通訳ボランティア派遣について
- 世界遺産センターについて
- 「上毛かるた」の絵札デザインについて
次に、生活こども部関係については、
- 保育所及び放課後児童クラブの職員等に対するPCR検査について
- 保育事業等従事者に対する慰労金の支給について
- 保育士の配置基準について
- ぐーちょきパスポートのデジタル化について
- 新型コロナウイルス感染者への差別対策について
- 子どもの居場所づくりについて
- ぐんまこどもの国児童会館における検温について
次に、健康福祉部・病院局関係については、
- 高齢者施設及び障害者施設における衛生用品の備蓄等について
- 新型コロナウイルス感染者の個人情報の公表について
- 福祉医療制度の見直しについて
- ふれあいスポーツプラザ及びゆうあいピック記念温水プールを利用する高齢者の使用料について
- 障害福祉サービス利用給付金事業について
- クラスター対策チーム(C-MAT)について
- 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えた診療所の体制整備や、同時流行時の検査・治療の流れについて
- ハンセン病の教訓を新型コロナウイルス感染症対策に生かすことについて
- 外国人未払医療費対策事業について
- 医療通訳を利用できる医療機関の拡充について
- 新型コロナウイルス感染症流行下における県立病院職員へのストレスチェックの実施について
- サービスステーション事業の見直しについて
- 自殺対策について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。