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環境農林常任委員会(令和2年10月12日)
環境農林常任委員会 委員長 泉沢 信哉
委員長 泉沢 信哉
環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案のうち、第118号議案「令和2年度群馬県一般会計補正予算」に関して、CSF発生による風評被害や豚肉価格の状況について質疑されるとともに、発生農場での今後の対応について質され、引き続きの適切な対応が要望されました。
また、CSF発生予防事業について質疑されるとともに、豚の盗難事件の現状と対策について質疑されました。
次に、第126号議案「漁業法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例」に関して、関係団体への周知の状況や手数料の額の変更の有無、関係団体への影響について質疑されました。
以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き、請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、「養豚場を豚熱(CSF)から守るための意見書」の発議についてでありますが、9月30日開催の全員協議会で伺った群馬県養豚協会会長の意見を踏まえ、子豚に無抗体期間を生じさせない体制づくりに向けた、円滑なCSFワクチン接種を進める取組や、野生いのししへの経口ワクチン散布の効果検証の手法見直しなどを国に対して強く要望するものであり、本意見書について全会一致をもって可決し、本委員会から発議するものであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、環境森林部関係でありますが、
- 悪臭対策について
- 群馬県安中総合射撃場整備の遅れについて
- ぐんま緑の県民基金事業について
- ぐんまの木で家づくり支援事業について
- 水素の利用促進の現状について
- プラスチックごみ「ゼロ」の取組について
- 県内森林の整備状況について
- 林福連携について
次に、農政部関係では、
- CSFについて
- 農作物の盗難について
- 普及指導員の確保及び活動強化について
- G-アナライズで取り組む味の数値化について
- ミツバチに対する農薬危害防止について
- 都市部からの県内移住者への新規就農支援策について
- クビアカツヤカミキリの被害防止対策について
- 観光果樹園での新型コロナウイルス感染症対策について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。