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文教警察常任委員会(令和2年10月12日)
文教警察常任委員会 委員長 大和 勲
委員長 大和 勲
文教警察常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに付託議案についてであります。
第118号議案「令和2年度群馬県一般会計補正予算」に関して、教育委員会では、全国高校総体に係る予算減額の主な内容などについて質疑されるとともに、修学旅行の中止に伴う支援に関して、支援対象及び中止や延期の状況について質されました。
次に、青少年会館の指定管理料に関して、利用者減の状況について質疑されるとともに、青少年の活動の場として、運営団体がコロナ禍においても窮屈な運営にならないよう配慮いただきたいとの要望がなされました。
次に、警察本部関係では、今年度中止になった「おまわりさんとのふれあいコンサート」に関して、来年度の対応等について質疑されるとともに、多くの地元住民が楽しみにしていることから、今年度予定していた伊勢崎市での来年度開催が要望されました。
次に、第130号議案「請負契約の締結」及び第131号議案「請負契約の締結」に関して、高崎北警察署(仮称)の施設のコンセプトや非常用発電機の性能等について質されるとともに、入札の参加状況等について質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、教育委員会関係については、
- 新型コロナウイルスに感染した場合の休校措置について
- 学校における働き方改革について
- ICT教育推進研究校について
- 中高生の自転車事故件数全国ワーストからの脱却に向けた指導について
- 藤岡特別支援学校高等部の新築工事について
- 県立特別支援学校の勤務時間記録の改変事案について
- 県立図書館の老朽化対策等について
- 国の2次補正予算による教員、学習指導員、スクール・サポート・スタッフの追加配置の状況等について
- 教員のなり手を増やす方策について
- 家庭教育支援施策の実施状況について
次に、警察本部関係については、
- 予算減額の中での信号機の総数及び今後の設置の考え方について
- コロナ禍における防犯協会等の活動について
- 警察官等で新型コロナウイルス感染症の陽性疑いが発生した場合の対応について
- 来日外国人犯罪対策について
- 中高生の自転車事故防止について
- 自転車運転者講習について
- 通学路の交通安全対策について
- 農畜産物の連続窃盗事件について
- 高速道路の最高速度の引上げ予定について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。