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環境農林常任委員会が県内調査を実施しました(令和2年8月27日(木曜日))
1 調査目的
環境農林常任委員会所管事項より、「食料・農業・農村振興対策」及び「農林漁業災害対策」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。
2 調査期日
令和2年8月27日(木曜日)
3 調査項目
嬬恋山女岩魚生産組合・有限会社鱒谷養魚場(吾妻郡嬬恋村)
嬬恋山女岩魚(やまめいわな)生産組合は、ヤマメ、イワナ、ニジマス、県産ブランド魚であるギンヒカリやハコスチの養殖を行っています。同組合の戸部潔組合長は、群馬県養鱒(ようそん)漁業協同組合の代表理事組合長でもあり、県内養鱒業の振興にも尽力しています。
また、有限会社鱒谷(ますや)養魚場は、嬬恋山女岩魚生産組合と連携し、ヤマメ、イワナ、ニジマスのほか、ギンヒカリやハコスチの養殖を行っています。同社は、昭和32年に日本で初めてヤマメの採卵・人工ふ化に成功しており、現在も、その高い技術が引き継がれ、県内養鱒業をけん引しています。
先日、群馬県では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で販売が急速に減少したギンヒカリの販路拡大・販売促進対策及び学校給食への食材提供のための令和2年度群馬県一般会計補正予算が成立し、群馬県養鱒漁業協同組合が取組主体としてこれらの取組を実施することとなりました。
ついては、食料・農業・農村振興対策の観点から、嬬恋山女岩魚生産組合及び有限会社鱒谷養魚場における取組状況等について調査を行いました。
養殖池前にて
令和元年台風第19号災害復旧現場(吾妻郡嬬恋村)
昨年の台風第19号により県内の農地・農業用施設は多大な被害を受けましたが、令和元年度群馬県一般会計補正予算などによる対応により、復旧工事を進めているところです。
ついては、農林漁業災害対策の観点から、とりわけ被害の大きかった嬬恋村における被災・復旧状況について調査を行いました。
農道橋被災現場での調査の様子
4 出席委員
委員長:泉沢信哉、副委員長:斉藤優
委員:久保田順一郎、委員:金井康夫、委員:金子渡、委員:本郷高明、委員:今泉健司、委員:大林裕子