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産経土木常任委員会(5月11日)
産経土木常任委員会 委員長 金井 康夫
委員長 金井 康夫
産経土木常任委員会に付託されました第101号議案「令和2年度群馬県一般会計補正予算」の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
本案件は、新型コロナウイルス感染症に関し、国の緊急経済対策を活用しながら、緊急に対応すべき事項について予算を追加し、感染拡大防止策や事業の継続等を実施しようとするものであります。
はじめに、感染拡大防止策に関しては、マスク等の生産設備への導入費補助や不足する物資の供給管理システム構築について質疑され、増産の予定量やシステムに組み込む品目、稼働時期等について質されました。
次に、雇用の維持と事業の継続支援の取組に関して、休業等を行った事業者に対する感染症対策事業継続支援金について、対象施設や周知の方法や時期、申請の流れやコールセンターの設置など幅広く質疑があり、業種における不公平感などないような柔軟で迅速な対応とともに、さらなる事業の拡充が要望されました。
そのほか、国の雇用調整助成金の申請支援における社労士会との連携のスキームや、県内企業に向けたテレワーク補助金の概要や今後の取組等について質疑されました。
また、中小・小規模事業者に向けた相談体制のためのWeb会議システムや、専決処分を行った制度融資について利子補給の内容等が質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。