厚生文化常任委員会（5月11日）

厚生文化常任委員会　委員長　大和　勲

委員長　大和　勲

　厚生文化常任委員会に付託されました第101号議案「令和2年度群馬県一般会計補正予算」の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
　本案件は、新型コロナウイルス感染症に対する総合的な対策を行うため、感染拡大防止策と検査・医療体制の整備等を実施しようとするものであります。
　まず、感染拡大防止策に関して、介護施設等における感染拡大防止対策や介護従事者の負担軽減支援等について質疑があり、介護施設等への早期の消毒液配布等が要望されました。
　次に、検査・医療体制の整備に関して、ゲノム解析等による感染拡大防止や地域外来・検査センター設置、また、「ありがとう！！ぐんまメディカルスタッフ等応援金」等について質疑があり、地域外来・検査センターの体制整備や発熱外来と帰国者・接触者外来の役割分担の周知、また、中核病院への経営支援等が要望されました。
　次に、雇用の維持と事業の継続を支援するための取組に関して、生活福祉資金の特例貸付について質疑があり、手続きの簡素化や柔軟な対応が要望されました。
　次に、子どもたちが安心して「学び」を続けるための取組に関して、臨時休校に伴う放課後児童クラブ等への支援について質疑があり、教職員の派遣等のソフト面での支援が要望されました。
　最後に、相談体制や情報発信の充実・強化に関して、帰国者・接触者相談センターの体制整備について質疑がありました。
　以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
　以上、申し上げまして委員長報告といたします。