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文教警察常任委員会が県内調査を実施しました(令和元年8月20日(火曜日))
1 調査目的
文教警察常任委員会所管事項より、「社会教育の推進」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。
2 調査期間
令和元年8月20日(火曜日)
3 調査項目
県立ぐんま天文台(吾妻郡高山村)
県立ぐんま天文台は、群馬県の人口が平成5年10月に200万人に到達したことや平成6年に日本人女性宇宙飛行士第1号として、本県出身の向井千秋さんが宇宙に飛び立ったことなどを記念して、21世紀を担う子供たちに、第一線の研究者との交流や本物の天体に触れることなどを通して、「本物」の実体験を提供することを基本理念に、平成11年7月に設置されました。
有効口径では国内5位となる150センチメートル望遠鏡など、本格的な設備・観測機器等があり、来館者は望遠鏡で星や宇宙を見るだけでなく、研究者との交流や最前線の研究現場に接することなど、幅広い本物体験ができます。
同天文台の管理運営面においては、ぐんま天文台のあり方検討会の提言に基づき、平成25年度にぐんま天文台の設置管理条例及び運営基本方針が改定され、天文学の教育普及に重点を置き、「天文学を通じて学校・地域と協働し、多様な学習機会を提供する教育施設」として、効率的な施設運営と利用者拡大に努めています。平成30年度の入館者数は39,786人となり、過去20年間では3番目に多い入館者数となりました。
また、本年度はぐんま天文台20周年を迎え、特別企画をはじめ多数のイベントを実施・計画されており、多くの県民に親しまれる教育施設として着実に成果を上げています。
ついては、同天文台を訪問し、施設の状況や運営の実態について調査しました。
職員から太陽望遠鏡について説明を受ける
県立ぐんま天文台にて
4 出席委員
委員長:川野辺達也、副委員長:岸善一郎
委員:中沢丈一、委員:角倉邦良、委員:中島篤、委員:井田泰彦、委員:斉藤優、委員:八木田恭之、委員:秋山健太郎