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厚生文化常任委員会が県内調査を実施しました(令和元年8月19日(月曜日))

1 調査目的

閉会中の委員会活動として、下記事項について県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 県立病院の充実について
  2. 社会福祉・社会保障の充実について

2 調査日時

令和元年8月19日(月曜日)

3 調査項目

(1)群馬県立精神医療センター(伊勢崎市)

 群馬県立精神医療センターは、県内における精神科救急の基幹病院として、また、県内の司法精神医療の要としての役割を担っています。
 昭和33年に県立高崎療養所として高崎市に開設され、昭和45年には県立佐波病院として現在地に移転しました。平成5年から平成7年にかけて新たな病棟を建設するなど医療体制を整備した後、平成9年に現在の県立精神医療センターに名称変更されました。
 その後も、大規模デイケア開設、急性期治療病棟群の再編整備、そして医療観察法病棟の運用開始など、病院機能の強化に取り組んできています。
 ついては、県立病院の充実の参考とするため、群馬県立精神医療センターの現状や取組について調査を実施しました。

群馬県立精神医療センターにて集合写真
群馬県立精神医療センターにて

(2)就労継続支援事業所 ブルーオーシャン(伊勢崎市)

 就労継続支援事業所ブルーオーシャンは、社会福祉法人「宝寿会」が運営を行う障害者の就労継続支援B型事業所として平成31年4月に開所しました。
 当事業所の施設は、平成29年度限りで県立施設としての使用を止めた群馬県立障害者リハビリテーションセンター旧作業棟の再生活用事業の一環で県から借り受けたものであり、建物の耐震補強工事などを施して、既存施設の有効活用を図っています。
 運営面では、県内に拠点を置くリネン会社と提携することで、安定した作業委託を確保し、継続した就労訓練で就職を後押ししています。
 ついては、社会福祉の充実の参考とするため、ブルーオーシャンの取組について調査を実施しました。

就労継続支援事業所ブルーオーシャンにて説明を受ける様子写真
就労継続支援事業所ブルーオーシャンにて説明を受ける

(3)群馬県立障害者リハビリテーションセンター(伊勢崎市)

 群馬県立障害者リハビリテーションセンターは、授産施設、療護施設、更生施設、附属診療所からなる身体障害者の総合施設として、昭和50年に開設されました。その後、機能強化や老朽化した設備更新のため、平成25年度に再編整備基本計画を策定し、段階的に施設整備を行っています。平成29年には自立訓練(生活訓練)等を行う南棟を新築し、平成30年度に北棟の改修工事を実施しました。
 現在は、障害者総合支援法に基づく指定障害者支援施設であり、重度の障害者の生活支援、自立に向けた訓練を主な事業として実施しています。
 ついては、社会福祉の充実の参考とするため、群馬県立障害者リハビリテーションセンターの現状について調査を実施しました。

群馬県立障害者リハビリテーションセンターにて集合写真
群馬県立障害者リハビリテーションセンターにて

4 出席委員

委員長:大和勲、副委員長:今泉健司
委員:久保田順一郎、委員:福重隆浩、委員:岩上憲司、委員:金子渡、委員:小川晶、委員:松本基志、委員:大林裕子、委員:亀山貴史


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