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産経土木常任委員会(令和元年6月11日)
産経土木常任委員会 委員長 金井 康夫
委員長 金井 康夫
産経土木常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、付託議案のうち、第80号議案「令和元年度群馬県一般会計補正予算」について、県土整備部の今後の事業の見通しについて質疑されました。
また、補正予算により行われる、石田川調節池の工事内容について質疑されました。
続いて、補正予算による効果として、「はばたけ群馬・県土整備プラン」の進捗状況について質疑されました。
次に、第84号及び第85号議案「請負契約の変更」について、コンベンション施設建設工事の契約延長の要因について質疑され、今後、契約延長を防ぐため、その要因を研究することが要望されました。
また、設備変更について、消防法等の他法令との関係や、マンホールトイレの設計変更について質疑されました。
さらに、施設完成から開所までの準備期間が質疑され、事故や点検漏れのないよう要望されました。
次に、承第2号「専決処分の承認」について、まず、産業経済部関係では、制度融資における損失補償内容について質疑されました。
次に、企業局関係では、駐車場事業会計について、収入の補正予定額より支出の補正予定額が大きいことの理由が質されました。
また、県土整備部関係では、特定ダム費の減額の要因や、用地先行取得特別会計の歳入の減額要因について質疑されました。
以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました、請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、産業経済部及び労働委員会関係については、
- 群馬のプラスワン応援事業について
- Gメッセ群馬の予約及び誘致状況について
- コンベンション施設に係る人材育成について
- 新観光振興計画の方向性について
- わくわくぐんまマッチング支援事業について
- Gターン通信の現状と今後の方向性について
- 育児や介護との両立支援について
- 労働者への相談対応について
- 中小企業の人材確保・育成支援について
- 宝台樹キャンプ場・スキー場の指定管理における成果目標の設定について
次に、企業局関係については、
- 千代田第二工業団地の状況と新規団地への取組方針について
- 水力発電事業の状況について
- 新田山田及び東部地域水道の群馬東部水道企業団への事業譲渡について
- 四万発電所における全設備更新について
- 館林広域防災拠点整備事業について
- 格納庫事業の収支状況について
- 団地造成及び分譲について
次に、県土整備部関係については、
- 「3か年緊急対策」終了後の防災・減災対策の見通しについて
- 堆積土除去・伐採木の活用について
- バスロケーションシステムについて
- 交通系ICカード導入支援について
- 県庁職員のモビリティ・マネジメントについて
- 利根川新橋の事業化について
- BRTに関して、運行計画や停留所、PTPS(公共車両優先システム)について
- 県営住宅に係る家賃債権に関する訴えの提起について
- 自転車活用推進について
- 「ぐんま 住まい・暮らしのあり方ガイドライン」について
- 都市計画区域マスタープランの見直しについて
- 河床が低下している箇所について
- 設計と現場の不一致への対応について
- 東武桐生線利用促進社会実験について
- 自動運転実証実験について
- 国道122号「館林バイパス」整備について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。