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総務企画常任委員会が県外調査を実施しました(平成30年7月18日(水曜日)~20日(金曜日))
1 調査目的
総務企画常任委員会所管事項より、「私学の振興並びに充実」、「世界遺産・ぐんま絹遺産の保存活用」及び「新たな重要施策の企画・立案」について調査し、今後の本県施策の進展に役立てます。
2 調査期日
平成30年7月18日(水曜日)~20日(金曜日)
3 調査項目
(1)奈良市議会(奈良県奈良市)
奈良市は、戦後、日本文化のふるさととして多くの観光客を受け入れるようになり、奈良の持つ文化的、観光的価値を将来に生かしていく目的で、昭和25年には国際文化観光都市を宣言し近代都市を目指すとともに、隣接町村との合併を行い、観光都市としての性格を備える一方、京阪神のベッドタウンとして市西部や北部に近代的な住宅団地が次々と建設され、人口が増加しました。
市制100周年に当たる平成10年には、「古都奈良の文化財」として8資産群がユネスコの世界遺産に登録されています。
ついては、世界遺産の保存活用の参考とするため、世界遺産があるまち、奈良市の取組について調査しました。
奈良市議会にて
(2)平城宮跡(奈良県奈良市)
平城京は、今から1300年ほど前に奈良市に建設され、その中心の平城宮に天皇の住まいや官公庁が集まっていました。
現在の平城宮跡には、甲子園球場が30個も入る広大なスペースに様々な公開施設が設置されており、平城宮跡資料館に出土遺物や復元模型の展示、遺構展示館に発掘状況をそのまま保存しています。また、平城宮の正門である朱雀門も平成10年に復元されました。
今年3月には朱雀門周辺が「朱雀門ひろば」として、平城宮の魅力や歴史を紹介する施設などが整備されています。
ついては、世界遺産の保存活用の参考とするため、平城宮跡について調査しました。
平城宮いざない館にて説明を受ける
(3)学校法人 智辯学園 智辯学園高等学校(奈良県五條市)
智辯学園高等学校は、仏教系新宗教の宗教法人辯天宗が、総本山宇賀山妙音院如意寺の所在する奈良県五條市に昭和40年開校しました。
同校野球部の活躍により甲子園に出場する学校として認知されるようになり、昭和53年には、和歌山県にも智辯学園和歌山中学校・高等学校を設立し、甲子園にも出場する県内有数の進学校となっています。
ついては、本県の私学の振興並びに充実の参考とするため、智辯学園高等学校の概要等について調査しました。
智辯学園高等学校の授業の様子を調査
(4)大阪府議会(大阪府大阪市)
2015年4月11日の閣議了解を経て、同月24日、日本は2025年の万博誘致をめざし博覧会国際事務局に立候補を届け出ました。2016年10月に大阪府が基本構想を取りまとめて以来、約半世紀ぶりとなる大阪での万博開催に向けて検討が行われ、2017年3月には、官民をあげて誘致活動を推進する「2025日本万国博覧会誘致委員会」も発足し、2018年に予定される開催地決定まで、海外へのプロモーションや国内の機運醸成に取り組んでいます。
群馬県議会でも大阪府議会からの要請を受けて、平成30年第1回定例会において「2025年国際博覧会の誘致に関する決議」を行ったところです。
ついては、2025日本万国博覧会の誘致及びプロモーション活動の大阪府での取組について調査しました。
大阪府議会にて説明を受ける
4 出席委員
委員長:岸善一郎、副委員長:穂積昌信
委員:南波和憲、委員:井田泉、委員:本間惠治、委員:伊藤清、委員:荒木恵司、委員:本郷高明