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産経土木常任委員会(3月20日)
産経土木常任委員会 委員長 高橋 正
委員長 高橋 正
産経土木常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、第74号議案「群馬県交通まちづくり戦略の策定について」に関して、計画に盛り込まれた施策実施のための財政面での見通し、駅のバリアフリー化の目標や各鉄道事業者の負担、運転手確保の取組などについて質疑されました。
以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、意見書の発議についてでありますが、タクシー事業など一般乗用旅客自動車運送事業を営む際は、道路運送法の規定による許可が必要とされるが、近年、いわゆる白タク行為を容認すべく、規制緩和を求める動きが活発化しています。こうした動きに対して、道路運送法による一部地域での交通弱者への取扱いを堅持しつつも、白タク行為の容認を旨とした規制改革は自粛されるよう、国に要望する「白タク行為の容認を旨とした規制改革の自粛を求める意見書」の提案がなされ、採決の結果、全会一致をもって可決し、委員会から別途発議いたしました。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、産業経済部及び労働委員会関係でありますが、
- コンベンション推進体制について
- コンベンション施設の指定管理者選定のスケジュールについて
- 本県の全国的な位置付けについて
- 温泉の無形文化遺産登録について
- 宿泊施設のバリアフリー化について
- ベトナム国との交流状況について
- 上信電鉄デキの再生利用について
- 外国人労働者への支援について
- 人材育成(職場外訓練)の取組状況について
- 産業政策と労働政策の一体的な議論の場や取組について
- 離職者等再就職訓練について
- 外国人技能実習制度に対する取組について
- 草津温泉の風評被害に関する広報の手法について
- 国際観光県ぐんまの事業概要について
- 障害者雇用における特別支援学校との連携について
- 繊維産業の現状や取組について
- ジョブカフェぐんまについて
- 産業技術センターについて
- 繊維工業試験場について
- 労使紛争の状況について
- 社会人採用者の配置について
- 事業承継支援の状況について
続いて、県土整備部関係ですが、
- ラウンドアバウト交差点について
- 西毛広域幹線道路の進捗状況について
- 群馬県耐震診断義務付け対象建築物耐震補強支援事業費補助金について
- 八ッ場ダム代替地の安全性について
- 道路維持管理費の今後の見通しについて
- 県営住宅の入居促進や保証人について
- 社会的弱者への家賃滞納の際の対応について
- 県道高崎渋川線の北高崎駅踏切南側部分の状況について
- 八ッ場ダム関連施設の将来の維持管理について
- 上信自動車道調査区間の検討状況について
- 建設業の人材確保の取組について
- 河川の公募伐木の状況について
- 空き家住宅に接する前面私道の登記名義の問題について
- 国直轄事業における地元企業の新規参入について
- 砂防事業について
- 入札制度運用上の留意点について
- 工事検査について
- わたらせ渓谷鐵道の活性化について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。