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環境農林常任委員会(平成30年3月8日)
環境農林常任委員会 委員長 清水 真人
委員長 清水 真人
環境農林常任委員会に付託されました案件のうち、平成29年度関係議案の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、第91号議案「平成29年度群馬県一般会計補正予算」に関して、環境森林部関係では、まず、農山漁村地域整備交付金について、近年の国からの交付状況が質されました。
続いて、スギ赤枯れ病対策の予算について、質されました。
次に、木材加工試験について、国の地方創生拠点整備交付金を活用し、林業試験場に木材強度試験設備の整備が行われることから、その概要、及びスケジュールについて質されました。さらに、林業関係者へどのように周知していくのか質されるとともに、本整備が、本県林業の振興に、どう寄与するのか、当局の見解が求められました。
農政部関係では、まず、温水性魚類生産技術研究について、同じく、国の地方創生拠点整備交付金を活用し、水産試験場の施設整備が行われることから、整備内容が質されました。
また、農業農村整備事業について、県予算に対する、国からの割当状況が質されました。
次に、農林大学校運営について、国の地方創生拠点整備交付金を活用し、複合環境制御技術を用いた実証施設の整備が行われることから、その概要が質されるとともに、実証の成果を、どのように普及していくのか、当局の見解が求められました。
続いて、野菜振興費について、産地パワーアップ事業の減額理由が質されました。
以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。