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文教警察常任委員会(教育委員会関係)平成29年11月2日(木曜日)
1.開催日時
平成29年11月2日(木曜日)10時40分開始 10時53分終了
2.開催場所
302委員会室
3.出席委員
委員長:原和隆、副委員長:金井秀樹
委員:関根圀男、委員:新井雅博、委員:星名建市、委員:伊藤祐司、委員:水野俊雄、委員:後藤克己、委員:多田善洋
4.欠席委員
なし
5.主な質疑
(1)地方創生推進交付金事業の申請状況について
新井委員
「『偲ぶ毛の国』群馬の魅力発掘・発信事業」以外に地方創生推進交付金事業に申請している事業はあるか。
飯塚総務課長
今回の申請についてはこの事業だけだが、30年度当初予算ではいくつかの事業を予定している。
新井委員
交付金の採択決定権は国にあるが、県から説得力のある事業をエントリーしていただきたい。
(2)「群馬県古墳総覧」及び「ぐんま古墳探訪」の増刷について
伊藤(祐)委員
初版は何部作成し、どのように活用したのか。
古澤文化財保護課長
「群馬県古墳総覧」は700部、その一般向け冊子「ぐんま古墳探訪」は1,000部である。「群馬県古墳総覧」は調査に協力してもらった県民調査員と、県内の中学・高校・大学、図書館、県民局等に配布した。冊子は県内の小学校から大学までの学校、図書館、振興局等に配布している。
伊藤(祐)委員
増刷分の販売価格はいくらか。
古澤文化財保護課長
「群馬県古墳総覧」は3,000円前後、「ぐんま古墳探訪」は1,000円前後の予定である。
伊藤(祐)委員
どこで販売するのか。
古澤文化財保護課長
県内の書店の他、ミュージアムショップのある博物館、振興局、「ぐんまちゃん家」等での販売を考えている。
伊藤(祐)委員
売り上げはどうなるのか。
古澤文化財保護課長
売り上げは県の歳入となるので、今後財政課と協議する。
(3)東国文化の普及啓発について
関根委員
上野三碑が「世界の記憶」に登録が決定し、来訪者が増えている。来訪者の目につきやすい多胡碑記念館等で販売してはどうか。
古澤文化財保護課長
多くの人の目に触れるところで販売できるよう、関係部局と調整を図っていく。
関根委員
これを機会に、文化振興課等とも連携して、東国文化を盛り上げてはどうか。
笠原教育長
上野三碑を始めとする群馬の文化財の活用に向け、県民を始め、県外や国外にも情報発信し、来訪してもらえるよう関係部局と協力していきたい。
(4)上野三碑について
金井(秀)副委員長
ラジオの番組で、上野三碑は教科書に載るくらいの価値があると言っていたが、教科書に掲載するよう文科省に働きかけができないか。
笠原教育長
教科書に取り上げていただく手順は承知していないが、上野三碑の学術的な価値を専門家に理解してもらうことがまず必要だと考える。さらに、関係部局と一緒に情報発信に取り組んで参りたい。