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総務企画常任委員会(平成29年12月15日)
総務企画常任委員会 委員長 安孫子 哲
委員長 安孫子 哲
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに付託議案についてであります。
第121号議案「平成29年度群馬県一般会計補正予算」に関して、ぐんま総合情報センターの移転先として銀座を選択した経緯及び理由について、当局の見解が質されました。また、移転に向けてのスケジュール、移転後の数値目標等についても、質疑されました。
第141号議案「群馬県公立大学法人定款の一部変更について」及び第142号議案「群馬県公立大学法人に承継させる権利を定めることについて」に関して、法人化後の大規模修繕に係る負担に対する県の基本的な考え方について質されました。また、大学予算の算定方法及び確保等についても質疑されました。
第144号及び第145号議案「請負契約の締結について」に関して、群馬コンベンションセンターの建設工事に係る電気設備及び空調設備の入札結果について質疑されました。
第159号議案「群馬県職員退職手当に関する条例等の一部を改正する条例」に関して、職員団体との交渉の状況、及び退職予定者への影響について質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました議案のうち、第121号、第131号、第141号、第142号、第144号、第145号、及び第151号から第157号、並びに第159号の各議案は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、2018年度の政府予算と地方財政の検討にあたり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と地方財政の確立に向けた6項目の事項の実現を求めた「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提案がなされ、採決の結果、全会一致をもって発議することを決定いたしました。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、総務部関係については、
- 消防団員確保対策について
- 県立女子大学について
- 公立大学法人化について
- 会計年度任用職員制度について
- 給与制度の総合的見直しによる経過措置としての現給保障終了に伴う影響について
- 働き方改革について
次に、企画部関係については、
- 第15次群馬県総合計画及び群馬県版総合戦略の評価・検証について
- 東京事務所とぐんま総合情報センターの連携について
- 群馬コンベンションセンターの防災機能、運営及び完成イメージ図について
最後に、企業局関係については、
- 県営ゴルフ場クラブハウスの整備計画と現在の整備状況について
- 指定管理者制度導入後の利用実績について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。