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ぐんまの魅力づくりに関する特別委員会が県外調査を実施しました(平成29年9月5日(火曜日)~7日(木曜日))
1 調査目的
下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- ぐんまの魅力ある観光地づくりに関すること
- ぐんまの農林畜産物のブランド力強化に関すること
- ぐんまの魅力の国内外への発信力強化及びその手法に関すること
2 調査期日
平成29年9月5日(火曜日)~7日(木曜日)
3 調査内容
(1)ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ(北海道虻田郡倶知安町)
ニセコ地区は世界屈指の名ゲレンデとも言われ、世界中から多くのスノーボーダー・スキーヤーが集まる地であり、その中でもグラン・ヒラフは、ニセコエリアの4つのスキー場の中でも最大の規模を誇っています。
グラン・ヒラフでは、スキーやスノーボードのニューモデルの試乗、ファミリースキー大会から1秒を争うタイムレースまで、シーズンを通して多くのイベントを開催しており、近年はオーストラリアを始め、数多くの外国人が訪れています。
ついては、ぐんまの魅力ある観光地づくりの参考とするため、ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフの取組について調査を行いました。
ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフの取組について説明を受ける
(2)ニセコ町役場(北海道虻田郡ニセコ町)
ニセコ町は、道央の西部、後志管内のほぼ中央に位置し、東に国立公園羊蹄山(1,898メートル)、北に国定公園ニセコアンヌプリ(1,308メートル)の山岳に囲まれ、波状傾斜の多い丘陵盆地を形成しています。近年、冬季はパウダースノーを売りに、ウィンタースポーツのメッカとして、また夏季には、恵まれた大自然を活かしたラフティングやマウンテンバイク等のアウトドア体験など地域特色を活かし、国内外から多くの観光客が訪れています。
平成28年度のニセコ町の宿泊客数368,750人のうち、外国人宿泊客数が107,532人を占めており、インバウンドの先進地域でもあります。
ついては、ぐんまの魅力の国内外への発信力強化及びその手法の参考とするため、ニセコ町のインバウンド対策について調査を行いました。
ニセコ町にて
(3)とうや湖農業協同組合(北海道虻田郡洞爺湖町)
とうや湖農業協同組合は、北海道でも有数の観光地「洞爺湖」周辺に位置する洞爺湖町(旧虻田町、旧洞爺村)、豊浦町、壮瞥町、伊達市大滝区(旧大滝村)を事業区域としています。昭和62年3月に北海道では初めてとなる広域合併農協として、近隣5農協の合併により誕生して以来、環境との調和に配慮しながら、安全、安心、高品質な農畜産物を生産、供給する「クリーン農業」に取り組んでいます。
雪蔵での貯蔵野菜を「雪蔵物語」として第1弾の雪蔵じゃがいも(男爵・十勝こがね)からスタートし、各品目の試験貯蔵を行いながら雪蔵にんじん・雪蔵だいこん・雪蔵キャベツ等まで派生させる計画をしており、生産から流通までストーリー性のある野菜づくりをコンセプトに活動しています。
ついては、ぐんまの農林畜産物のブランド力強化の参考とするため、とうや湖農業協同組合の取組について調査を行いました。
とうや湖農協の取組について説明を受ける
(4)石屋製菓株式会社(北海道札幌市)
石屋製菓株式会社の代表的な菓子「白い恋人」は、日本国内では北海道でしか買えない希少性を大事にし、良い原材料を使い、低温低湿な北海道の地でつくることにこだわってきました。現在では、日本人はもとより、多くの訪日外国人観光客にも愛されるお菓子になっています。また、2017年に開催されたiTQi(国際味覚審査機構)においてミルフィーユ「美冬(みふゆ)」が二ツ星を受賞したほか、インターナショナルチョコレートアワードアメリカ&アジア太平洋大会においても出品したチョコレートが金賞・銀賞を受賞するなど積極的に新商品の開発やブランド化の推進に取り組んでいます。
ついては、ぐんまの魅力の国内外への発信力強化及びその手法の参考とするため、石屋製菓株式会社の取組について調査を行いました。
石屋製菓(株)の歴史について説明を受ける
4 出席委員
委員長:星野寛、副委員長:岸善一郎
委員:腰塚誠、委員:狩野浩志、委員:福重隆浩、委員:角倉邦良、委員:井田泉、委員:大手治之、委員:原和隆、委員:荒木恵司、委員:井田 泰彦、委員:加賀谷富士子