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環境農林常任委員会(農政部関係:平成28年度)平成29年3月6日(月曜日)
1.開催日時
平成29年3月6日(月曜日)11時20分開始 13時15分終了
2.開催場所
403委員会室
3.出席委員
委員長:金井康夫、副委員長:高橋正
委員:関根圀男、委員:黒沢孝行、委員:須藤昭男、委員:新井雅博、委員:星名建市、委員:伊藤祐司、委員:金子渡、委員:井田泰彦
4.欠席委員
なし
5.主な質疑
(1)地方創生拠点整備交付金について
伊藤(祐)委員
地方創生拠点整備交付金を活用し、ぐんまフラワーパークの整備を行うとのことであるが、ぐんまフラワーパークの入園者数の推移と入園者増加に向けた取組、今回の補正予算との関係はどうか。
吉野蚕糸園芸課長
フラワーパークの入園者の動向については、平成4年のオープン当初の約90万人をピークに、その後減少し、平成23年には22万5千人となった。その後は増加に転じ、平成27年においては28万6千人まで回復している。今年度については、天候不順などにより、昨年度を下回る見込みである。
近年では、イルミネーションの充実を図っており、冬季の入園者確保に努めている。
今回の補正予算では、内正面入口のオープンスペースに物産品等の販売施設を整備するとともに、わんぱく広場に軽食販売施設と木製遊具を整備する。これらを活用して入園者の増加を図りたいと考えている。
伊藤(祐)委員
日本絹の里について、ミュージアムショップを増設し、民間に委託するということだが、入館者数の推移や入館者増加に向けた取組、今回の補正予算との関係はどうか。
岡野絹主監
日本絹の里の入館者数については、開館した平成10年に5万2,317人の入館者があった。その後は4万5千人前後で推移していたが、世界遺産登録があった平成26年には5万1,998人の入館者があった。
今回の地方創生拠点整備交付金では、ミュージアムショップの増設と常設展示のリニューアルを予定している。入館者から要望のある軽飲食スペースを設けるとともに、ぐんまシルクPRのため、シルクを置く場所を広くする。
民間委託については、シルク製品の販売と飲食の提供ができる民間事業者の公募を考えている。
伊藤(祐)委員
浅間家畜育成牧場について、遊歩道等が整備されるとのことであるが、距離や完成時期、利用開始時期はどうか。
小茂田畜産課長
1周約5.5キロメートルの遊歩道を整備する計画である。
地方創生拠点整備交付金事業は来年度完成するが、家畜防疫上必要な二重牧柵の整備が地方創生拠点整備交付金では認められなかったため、他の事業で整備することを考えている。二重牧柵のない部分は約1.1キロメートルとなるが、二重牧柵が整備されるまでの間は案内人を付けるなど、地元観光協会等とタイアップし、遊歩道が完成した際には利用できる形で進めていきたい。
なお、利用開始は平成30年春からを予定している。
(2)平成28年度一般会計補正予算における事業費減額について
井田(泰)委員
食品流通対策費が1億円の減額となっているが、減額となる事業の内容はどうか。
真下ぐんまブランド推進課長
畜産の加工と畜産の加工・販売施設整備で3億5千万円弱の事業計画があり、国庫の6次産業化ネットワ-ク活動交付金で、上限の1億円を予算計上していた。
しかし、関係者の調整がつかず、本年度の事業実施が不可能であることから、減額補正をすることになった。
井田(泰)委員
農村整備費が大きく減額となっているが、必要な事業は実施し、その中で事業費を精査して減額したという認識でよいのか。
片山農村整備課長
減額理由は、事業の精査もあるが、国からの予算交付が県で当初予定していた額より少なかったために減額した事業もある。必要な事業については、事業執行した上で事業費を精査している。