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厚生文化常任委員会(こども未来部・健康福祉部・病院局関係:平成28年度)平成29年3月6日(月曜日)
1.開催日時
平成29年3月6日(月曜日)10時44分開始 11時40分終了
2.開催場所
402委員会室
3.出席委員
委員長:原和隆、副委員長:川野辺達也
委員:橋爪洋介、委員:須藤和臣、委員:中島篤、委員:井下泰伸、委員:酒井宏明、委員:小川晶、委員:本間惠治、委員:穂積昌信
4.欠席委員
なし
5.主な質疑
(1)第76号議案「権利の放棄について」について
橋爪委員
本件の償還期間はどうか。また、元利合わせて貸付金はいくらだったのか。
野村児童福祉課長
昭和59年8月1日に貸付けを行ったもので、元金84万円、利子4万5,920円で、合計88万5,920円の貸付けである。今回、権利の放棄をするのは、元金37万8,288円、利子8,874円である。また、償還期間は、昭和60年2月1日から昭和63年7月31日までである。
橋爪委員
償還の方法をこれまで本人と相談してきたか。
野村児童福祉課長
当初、借受人は少しずつ返済していたが、その後、国外へ転出し連絡が途絶え、連帯保証人も住所地に不在という状況であることから、市でも現地調査等行った上で住民票等の職権消除を行っており、徴収不能となった。
橋爪委員
本県での母子寡婦福祉資金貸付金の回収率は、どれくらいか。
野村児童福祉課長
平成27年度末で44.7%の回収率であり、収入未済額は、2億2百万円余となっている。
(2)第50号議案「平成28年度群馬県一般会計補正予算」について
小川委員
児童養護施設の整備について、7施設に防犯カメラ等を設置する予定とのことだが、どのような施設に設置するのか。また、各施設の防犯対策の現状はどうか。
野村児童福祉課長
7施設の内訳は、児童養護施設4か所、乳児院1か所、情緒障害児短期治療施設1か所、母子生活支援施設1か所となっている。各施設の防犯対策の現状については、児童養護施設8施設のうち、3か所が防犯カメラが設置されておらず、乳児院については3か所とも防犯カメラが設置されている。また、非常通報装置は、児童養護施設3施設、乳児院2施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設に設置されていない状況である。
小川委員
今回は手を挙げた施設について、国の予算で整備ができるとのことだが、まだ設置がされていない施設から設置補助の要望があった場合の対応はどうか。
野村児童福祉課長
防犯対策に係る国庫補助事業は、平成29年度も継続される予定のため、施設から要望があれば県の予算も確保して対応していきたい。
(3)第83号議案「群馬県一般会計補正予算(追加提案分)」について
井下委員
地方創生拠点整備交付金により、ふれあいスポーツプラザが改修されるとのことであるが、今回の改修は、2020年の東京パラリンピックでの活用を視野に入れたものなのか。
岡部障害政策課長
具体的にパラリンピックでの活用を想定した整備ではないが、2028年度の本県における国体及び全国障害者スポーツ大会の開催などを見据えて、障害者スポーツの拠点として整備を進めるものである。
井下委員
キャンプ地等の要請があった場合はどう対応するか。
岡部障害政策課長
アーチェリー場の射路を50メートルから70メートルに拡張し、国際基準に対応できる施設とするほか、陸上競技場も公認競技場とする予定であり、全国にPRして積極的に交流人口の増加に努めたい。