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「群馬県民の読書活動の推進に関する条例」が議員発議により可決されました

群馬県民の読書活動の推進に関する条例が、関根圀男議員ほか22名の議員により提案され、平成31年3月12日に可決されました。

都道府県では、秋田県、徳島県に次ぎ全国3番目となります。

群馬県民の読書活動の推進に関する条例の背景

 読書活動は、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものであるとともに、民主的で文化的な社会の発展に不可欠なものです。しかし、近年の各種情報メディアの急速な発展等、読書活動を取り巻く環境が変化し、読書離れが懸念されている状況にあることから「群馬県民の読書活動の推進に関する条例」が制定されました。

群馬県民の読書活動の推進に関する条例の特徴

 本条例の目的として、第1条に次のように定めています。

 第1条 この条例は、県民の読書活動の推進に関し、基本理念を定め、県の責務を明らかにするとともに、読書活動を推進するために必要な事項を定めることにより、読書活動の推進に関する施策を総合的に推進し、もって県民の知的で心豊かな生活と活力ある郷土の実現に資することを目的とする。

 特徴としては、次の4点が挙げられます。

  1. 読書活動の推進に携わる人材の育成を重視したこと
  2. 図書館等の機能充実を掲げたこと
  3. 県民総ぐるみで読書活動を推進していくことを提示したこと
  4. 読書活動を推進するための体制づくりについても規定したこと

 また、条例には、次の条項を定めています。

  1. 県の責務(第4条)
  2. 図書館等の機能充実(第5条)
  3. 市町村の取組(第6条)
  4. 県民の取組(第7条)
  5. 学校等の取組(第8条)
  6. 読書活動推進会議(第9条)

 条文の全文は、こちらに掲載されています。平成31年議第1号議案

提案議員

関根圀男、星野寛、狩野浩志、岩井均、原和隆、星名建市、大手治之、織田沢俊幸、萩原渉、井田泉、岸善一郎、臂泰雄、井下泰伸、金井康夫、高橋正、山崎俊之、大和勲、川野辺達也、穂積昌信、金井秀樹、泉沢信哉、多田善洋、今泉健司

施行年月日

平成31年4月1日


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