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こども未来・県民総活躍に関する特別委員会が近県調査を実施しました
1 調査目的
下記事項について近県調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 発達障害児に対する支援に関すること
2 調査期間
平成29年2月15日(水曜日)
3 調査場所
東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区駒場4丁目6番1号)
4 調査項目
- 異才発掘プロジェクトROCKET(東京大学先端科学技術研究センターで行われるプログラムを調査)
異才発掘プロジェクトROCKETは、突出した能力はあるものの現状の教育環境に馴染めず、不登校傾向にある小・中学校生を選抜し、継続的な学習保障及び生活のサポートを提供するプログラムです。イノベーションを起こす可能性のある異才を育む教育環境を通して、将来の日本をリードする人材を養成することを目指し、日本財団及び東京大学先端科学技術研究センターの共同プロジェクトとして、2014年にスタートしました。
具体的な取組としては、プロジェクト応募者の中から、毎年30名程度を選抜し、「新しい学びの場の提供」として、オンライン教材での学び、ICT機器の活用、実業(農業・調理・大工等)を通じた教科学習カリキュラムの開発、東京大学先端科学技術研究センターの教授陣及び各分野のトップランナーによる特別授業等を、大学卒業まで継続して実施し、子どもたちの突き抜けた才能をのばし、ユニークな個性をつぶさず育むこととしています。
ついては、本県における発達障害児支援の参考とするため、当該プロジェクトの概要を調査するとともに、「新しい学びの場の提供」として実際のプログラムが行われている現場もあわせて調査しました。
東京大学先端科学技術研究センターで説明を受ける
東京大学先端科学技術研究センターにて
5 出席委員
委員長:中沢丈一
委員:伊藤祐司、委員:須藤和臣、委員:あべともよ、委員:中島篤、委員:藥丸潔、委員:大和勲、委員:本郷高明