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議第14号議案(平成28年10月12日)
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書
行政需要が複雑かつ多様化した今日において、二元代表制の一つである地方議会は、執行機関の監視機能や政策立案など、その果たすべき役割はますます増大し重要性も増している。
特に、人口減少対策は全国的に深刻な問題であり、地方創生をいかに推進し地方の再生を図るか地方の手腕が試される重要な政治課題とされ、議会として責任ある対応が求められている。
地方議会議員は、日頃から住民福祉の向上、地域社会の発展に寄与するため、地域の代表として議会活動に従事しており、その活動範囲は広範なものとなっている。また従前に比べて専門的知識が求められ、議員専業として活動する議員の割合も高くなっている。
こうしたことから、地方議会議員が安心して議会活動に専念できるよう、社会保障制度の充実が求められている。
よって、国におかれては、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年10月12日
群馬県議会議長 星野 寛
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣
厚生労働大臣 あて