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文教警察常任委員会が県内調査を実施しました(平成28年8月22日)
1 調査目的
閉会中の委員会活動として、下記事項について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 教育施設の整備促進について
- 文化財の保護管理について
2 調査期間
平成28年8月22日(月曜日)
3 調査項目
(1)県立沼田特別支援学校(沼田市)
沼田特別支援学校は、平成11年に沼田東小学校敷地内に榛名養護学校沼田分教室として開設され、平成16年に同沼田分校となった後、平成27年4月からは単独校として開校されています。
平成28年度の児童生徒数は、小学部25名、中学部15名の計40名であり、小学部では「自分の力を発揮し、いきいきと活動する子どもを育てる。」、中学部では「自分の役割を自覚し、目を輝かせて、ものごとに取り組む子どもを育てる。」ことを、それぞれ学部目標としています。
また、高等部がない沼田地域に高等部を整備するとともに、小中学部の教室不足を解消するため、小・中・高等部が一体となった新校舎の整備事業に着手しているところです。
つきましては、今後の特別支援教育施策推進にあたっての参考とするため、当該学校の現状等について調査を行いました。
県立沼田特別支援学校にて
(2)名胡桃城址(利根郡みなかみ町)
名胡桃城(なぐるみじょう)は、史料によれば、天正7年(1579年)に利根川と赤谷川の合流地点東西右岸の段丘上に、真田昌幸によって築城されたとされており、現在では同城址が「群馬県指定史跡」の1つとなっています。
発掘調査によって名胡桃城址の二ノ丸では石垣を使用した門や中央通路が発見され、内部の具体像が明らかにされました。また、般若郭でも掘っ建て柱による建物20棟が確認されています。
なお、名胡桃城址にあっては、NHK大河ドラマ「真田丸」の放映に伴い、平成27年6月から12月にかけて土塁などの一部を復元するための保存整備工事が行われました。
つきましては、今後の文化財保護施策推進にあたっての参考とするため、当該史跡の現状等について調査を行いました。
名胡桃城址について概要説明を聞く
4 出席委員
委員長:清水真人、副委員長:山崎俊之
委員:腰塚誠、委員:織田沢俊幸、委員:臂泰雄、委員:藥丸潔、委員:加賀谷富士子